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月刊 経団連 コンピュータソフトウェア協会

設立 1986年2月
会員数 432社(2015年6月現在)
本社所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル4階
事業内容 コンピューターソフトウエア業界の団体として、政策提言、ビジネス支援、各種情報提供、会員交流を含むビジネスマッチング等
URL http://www.csaj.jp/

当協会は、コンピューターソフトウエア製品にかかわる企業が集まり、調査研究、政策提言、ベンチャー育成、取引の高度化、国際化の推進などの事業を通じて、ソフトウエア産業の健全な発展を図るとともに、わが国の情報化を促進し、経済社会の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としている。

当協会設立から30年の間に、ソフトウエア産業は、オフコンやミニコン、パソコンからタブレットPC、スマートフォンへとハードウエア面の環境は大きく変化した。これに伴い、会員企業の業務内容もパッケージソフトウエア中心からクラウド環境に適したソフトウエアへと変化している。このような環境変化のなかでも、会員企業各社は、市場ニーズを分析し、企画、開発、商品化した既成ソフトウエア(企画開発型ソフトウエア)の販売と、それに付随する各種サービスを行っており、日本のIT化を促進し、革新を起こすべく活動している。

当協会では、業界発展のための政策提言や委員会、研究会活動、交流会、セミナーを開催している。最近では、政府の取り組みに沿ったマイナンバー制度へいち早く対応したほか、足元の景気情勢を見ながら会員企業のビジネスマッチングを行っている。また、22歳以下のプログラミング・コンテストやスタートアップ(起業家)支援事業など、将来を見据え、活動している。さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて必要とされるサイバーセキュリティー人材を確保するため、IT人材育成についても積極的に取り組んでいる。

日本のIT利活用促進とソフトウエア産業の変化に対応


荻原紀男
コンピュータソフトウェア協会 会長

昨年会長に就任して以降、さまざまな環境変化のなかで、当協会に求められるものは幅広いと考えており、“世界で勝とう”をスローガンに「シンクタンク化」「グローバル化」「ビジネスチャンスの拡大」の三つの方針を掲げ、活動を展開しております。
経団連への入会を機に、クラウド、IoT(Internet of Things)、マイナンバー制度、サイバーセキュリティーなど、日本のソフトウエア産業を取り巻く大きな環境の変化に即時対応をし、情報通信分野における団体として、日本のIT利活用推進の一助となりますよう尽力してまいります。
経団連会員の皆様方には、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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