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月刊 経団連 第一生命情報システム

資本金 10億円
設立 1988年4月
従業員数 1,905名(2015年4月1日現在)
本社所在地 〒183-8520 東京都府中市日鋼町1-9
事業内容 システムソリューション、事務サービス
URL http://www.dls.co.jp/

当社は、1999年に第一生命グループのシステム開発・運用と保険事務処理を担う会社として旧子会社2社を統合して現在の第一生命情報システムとなり、前身の会社より30年以上にわたり第一生命のITと保険事務を支えている。

第一生命が保有する契約は1100万件を超え、1契約の契約期間が長くなる特徴を持つことから、そのシステムは大規模で複雑となり、事務処理量も膨大である。そうしたなか、安全・正確・迅速にシステムを開発・運用し、事務サービス業務を遂行するために、システム業務では独自の開発・運用標準を導入し、事務サービス業務では製造業におけるカイゼン取り組みを参考に、業務プロセスを改革し続けることなどによって、生産性・品質の向上を実現している。

こうした強みを前提とした最近の主な開発事例としては、手続きソフトの開発が挙げられる。このソフトは、営業職員がお客さまに生命保険コンサルティングを行う際に使用するタブレット端末「DL Pad」に搭載している。導入により、申込書類への記入・署名が端末の画面上でできるようになった。営業スタイルや保険事務における仕組みの変革を担い、お客さまとの接点の強化や事務フローの効率化に貢献している。

また近年では、第一生命向けの業務で培ってきたセキュリティーや品質向上に関するノウハウを第一生命以外のお客さまにも展開しており、システム開発等を通じて、より多くのお客さまへの価値の提供を推進している。

いちばん、人を考える会社になる。


大泉光一
第一生命情報システム 社長

生命保険は、社会保障制度を補う仕組みとして普及し、世帯加入率は9割に上ります。当社は、この社会のインフラともいえる生命保険ビジネスを高い安全性と品質によって支え、広く社会に貢献してまいりました。昨今ではこの経験を活かし、第一生命グループや第一生命以外のお客さまにもお役に立てるよう事業を拡大しております。企業を取り巻くIT環境は、情報セキュリティー強化への社会的要請の高まりやマイナンバー制度の導入に伴う対応など、目まぐるしく変化しています。こうしたなか、ITソリューションのご提供を通じてお客さまに、より安心をお届けできるよう、引き続き尽力してまいります。
経団連会員の皆さまには、何とぞご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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