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月刊 経団連 上海電力日本

資本金 41億6,000万円
設立 2013年9月17日
従業員数 23名(2015年9月現在)
本社所在地 〒100-6332 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング32階
事業内容 発電所の建設、運営および管理。電力、熱量の開発、生産および管理。太陽光・太陽熱、風力、水力、バイオマス、天然ガスその他再生可能エネルギーおよびクリーンエネルギーによる発電事業への投資、建設、その他の電気の供給および販売
URL http://www.shanghaipower.co.jp/

当社は、上海電力股份有限公司の100%子会社として、2013年9月17日に設立された。親会社である上海電力股份有限公司の歴史は1882年までさかのぼる。当時、上海最大の英字新聞「North China Daily News」に、上海で初めての電灯がついたというニュースが掲載された。1949年の中国では約43億kWhの発電能力があり、その半数以上を上海電力股份有限公司が占めていた。現在は、中国国内ならびにヨーロッパ、アフリカ、東南アジアなど世界13カ国で太陽光・風力・水力・火力発電などを含む電力事業の投資、運営を手がけている。

130年の歴史を誇る上海電力股份有限公司のもとで、当社はグリーンエネルギーから電力ネットの運営・電力技術開発を行い、日本市場で事業を展開している。

東日本大震災以後、日本で再生可能エネルギーが普及期に入ったことにより、日本のパートナー企業とタッグを組み、共同投資・事業を根底として電力事業を進めてきた。

2014年5月には、伸和工業との共同事業である、大阪市で初のメガソーラー発電所「大阪市南港咲洲メガソーラー発電所」が稼働した。

さらに現在、福島県西郷村、栃木県那須烏山市、茨城県つくば市、大阪府四條畷市、兵庫県三田市等でプロジェクトを推進しており、さらなる電力事業拡大を目指している。

電力事業は何十年にもわたり継続して行う事業であるため、日本企業、地域の方々との共生を重視しており、さらには投資や雇用等を通して東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の復興の一助となるよう事業を進めていく所存である。

電力事業を通して日中間の懸け橋になれたら


ティアオ・シュイ
上海電力日本 社長

おかげさまで、当社は日中両国のご協力のもと、設立2周年を迎えることができました。これもご支援いただきました皆様のおかげと、厚くお礼申しあげます。
中国が世界の工場と呼ばれるようになったのも、日本の技術が中国に渡り、中国の技術力が高まったという経緯があります。当社は、その恩返しと、再生可能エネルギーの拡大を目標に、日本企業とともに協力し合い、電力事業を進めております。
すでに大阪市南港咲洲メガソーラー発電所が稼働し、さらに福島県西郷村、栃木県那須烏山市、兵庫県三田市など準備中を含め、日本国内の18カ所で太陽光発電事業を展開しつつあります。
今後は事業を成功させ、収益を上げることにより、納税、雇用促進というかたちで貢献し、その実績を皆様にご報告できるよう精進する所存です。
経団連会員の皆様には、何とぞご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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