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月刊 経団連 王将フードサービス

資本金 81億6,638万円
設立 1974年7月
従業員数 2,038名(2015年9月30日現在)
本社所在地 〒607-8307 京都府京都市山科区西野山射庭ノ上町294-1
事業内容 中華料理等飲食店の経営および食料品の製造販売
URL http://www.ohsho.co.jp/

「餃子の王将」の餃子は、「安心・安全で手頃な価格、しかも美味しい」の三拍子がそろった当社の看板商品であり、1967年の創業以来変わることなく受け継がれる美味追求は経営の礎となっている。

食材の鮮度をキープするため、一日に販売する餃子の餡と皮は京都・千葉・福岡・北海道のセントラルキッチンで毎日製造し、翌朝各店舗へ配送することにより、今まで以上に、安心・安全で美味しく付加価値の高い餃子をお客様に提供することが可能となった。今後は、セントラルキッチンの機能拡大を図り、流通の可能性をさらに拡大推進していく。

また、創業時より「オープンキッチンでの手作り調理」を一貫しており、各店舗がお客様の嗜好に合わせた味付け、時代の変化や地域のニーズをとらえたオリジナルメニューを考案・販売し、他社にはない店舗ごとの独自性を築き上げている。

当社では、年々高まる食に対する安全意識や健康志向を踏まえ、食材の国産化を推進している。2014年10月には、餃子に使用する主要食材の100%国産化を達成した。

産地を厳選し、餃子の皮および中華麺に北海道産の小麦粉を使用し、餃子には青森県産のにんにくを使用している。北海道産の小麦粉は、製造工程の改良等により、黄金の「焼き色」の餃子の皮と「つるっつる」の食感の中華麺が完成、青森県産のにんにくは、糖度が高く辛みよりも甘みが強いのが特徴で、味も抜群に美味しいと高い評価を得ている。

食の安心・安全の観点から、当社は今後も食材の国産化を推進し、日本の農業、さらには外食産業の活性化に寄与することを目指す。

日本を美味しく


渡邊直人
王将フードサービス 社長

当社は「女性・男性参画による多様性を尊び、より美味しく健康に、より安心・安全・衛生的に」を企業目標としております。1967年の創業以来、日常食に特化し、いつの時代も変わらない創業精神を持ち、一方で社会変化に応じた進化を続けています。
現在は、食の安心・安全を第一に考えた取り組みに注力し、食材の国産化という改革に挑戦しております。
また、1000店舗への拡大を目指し、埼玉県東松山市の新工場にて「成形餃子システム」を導入し、今まで以上に高品質な餃子を皆様に提供してまいります。また、新規販路の開拓、販売チャネルの多様化を視野に入れ、近い将来、当社の看板商品であり、日本のソウルフードである餃子を「和食」として世界へ発信していく所存です。

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