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月刊 経団連 日本知的財産協会

設立 1938年9月
会員数 1,275社 [正会員940社、賛助会員335社] (2016年3月4日現在)
本部所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル18階
事業内容 知的財産に関する相互啓発および教育研修・情報の提供・諸制度の調査研究、管理および戦略に関する調査研究・知的財産創造活動の奨励・推進等
URL http://www.jipa.or.jp/

JIPA(日本知的財産協会)は、「知的財産に関する諸制度の適正な活用及び改善を図り、会員の経営に資するとともに、健全なる技術の進歩及び我が国の産業の発展に寄与すること」(定款第一条)を目的として活動している。

活動の基本方針として、日本の競争力強化および世界の範たる知財制度構築のための国内知財制度の改良、さまざまな機会を通じての特許制度調和の推進、新興国における模倣品・海賊版対策などの課題を含めた知財環境改善、法制度整備など、積極的に取り組んでいる。また、政策プロジェクトならびに専門委員会による国内外の政府機関への意見提言や知財団体とのネットワークの充実を図るとともに、協会の活動が国外に広く行き渡るような施策も実行している。さらに、将来の日本を担う「知財人材」の育成に取り組んでおり、世界レベルの知財制度の変化やグローバルなビジネスに対応できる人材育成のための研修を実施し、国内・海外コースを合わせた年間の受講者数は、約1万5000名を数えている。

なお、協会活動の一環として、2001年度より知財シンポジウムを実施しており、15回目の今年は「市場創生と知財戦略」のテーマで2月に開催し、参加者は約1000名を数えた。

今後も協会のスローガンである「Creating IP Vision for the World」を念頭に、「世界から期待され、世界をリードするJIPA」を目指して活動していく所存である。

世界から期待され、世界をリードするJIPA


田中稔一
日本知的財産協会 会長

JIPAは創設以来70年を超える歴史のある独立性の高い民間企業の集まりであり、政策提言や会員への情報提供などを行っております。近年、価値観が多様化し、例えば、生物多様性条約や気候変動枠組条約、農業、人命にかかわる分野などにおいて、知財との関係が顕在化しております。また、途上国と先進国との間で生じるさまざまな問題をどのように解決していくかという課題もあります。当協会は機械、電気、化学など多くの産業セクターが参加する非常にバランスの取れた世界最大の知財の民間団体であり、これらの多様な人材で直面する課題解決に取り組む所存です。
「世界の産業発展や環境保護のために知財は今後どうあるべきか」など世界をリードする役割を担うべく、当協会への期待はますます高まっていると感じており、その信頼に応えたいと考えております。会員の皆様には、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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