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月刊 経団連 綿半ホールディングス株式会社

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資本金 9億5,140万円
設立 1949年2月18日(創業1598年)
従業員数 3,445名(連結 2016年9月30日現在)
本社所在地 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-4 綿半野原ビル
事業内容 スーパーセンター等の運営、建物改修工事・自走式立体駐車場建設・緑化工事等の各種建設工事、天然由来の医薬品・化成品原料の輸入販売、不妊治療薬原薬の製造販売
URL http://www.watahan.co.jp/

綿半グループは1598年に長野県飯田市で創業し、今年で419年目を迎える老舗企業である。綿屋半三郎が興した綿商いに始まり、後に「綿半」という屋号を用いたのが社名の由来と伝えられている。綿商いから創業した当社グループは、時代の先を見据え、明治初期に金物商へと事業転換した。その後、金物店の大型化を進め、ホームセンターの運営を始めた。現在では、生鮮食品も取り扱うスーパーセンター事業へと進化させている。「EDLP戦略」(Everyday Low Price)を推進し、特売チラシで集客するのではなく、「いつ来てもチラシ価格」という戦略を取り、機能用途に応じた10万点以上の商品をそろえ、「綿半に来れば何でもそろう」と言われる品ぞろえを実現している。園芸用品については、販売だけでなく、庭づくりの提案や施工、リフォーム等のサービス拡張に注力している。

一方、金物や建設資材の取り付けからスタートし、専門性を高めた建設事業では、工場・倉庫の操業を止めずに施工する工法により、屋根改修でトップシェアを誇る。また、自走式立体駐車場の分野では、自動車を止めやすく・乗り降りしやすい当社の設計が全国の大型商業施設等で採用されている。「自然との共生」をビジョンに掲げ、緑化分野のデザイン・提案力を武器に、建物とガーデンを一体で企画・デザインし、施工から維持メンテナンスまで実施できることも当社の特徴である。

2010年には貿易事業にも進出、天然由来の医薬品・化成品原料等の輸入販売を行うほか、不妊治療薬の原薬製造を行っている。

自然との共生を推進 新たな綿半ブランドを構築


野原 勇
綿半ホールディングス 社長

綿半グループは400有余年の歴史を持つ企業グループです。グループミッションとして「絶え間なき暮らしの変革」を掲げ、時代を先取りした新しい暮らしをつくり出していくことが使命であると考えています。時代を先読みし、自ら変化を起こす「変革の精神」こそ、伝統を守り継承するための源なのです。
長野の自然・文化・健康ライフを世界に発信すべく「自然との共生」をビジョンに「元気に、楽しく、安心して、自然とともに暮らす」ことを実現すべく日々取り組んでいます。
綿半グループが持つ伝統の「のれん」と「信用」を大切にし、今後とも多様なビジネスに挑戦してまいりますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

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