当社は1941年に創業した化粧品・医薬部外品のＯＥＭ／ＯＤＭメーカーで、「100年繁栄し続ける会社」を目指している。三重県と栃木県にある少量多品種から大量生産まで対応可能な工場と、80人を超える研究開発スタッフにより、お客様の化粧品への多種多様な要望をカタチにすることが可能だ。今後は、化粧品ＯＥＭ体制をより一層強化しつつ、多面的に企業価値の向上を図っていく。2011年の東日本大震災では宇都宮工場が被災し、お客様には大変なご迷惑をおかけした。この経験からＢＣＰ（事業継続計画）を考慮し、今般、佐賀県に新工場建設を決定した。これにより西日本エリア、東日本エリア、中部エリアに生産拠点を分散することでより安定供給が可能なＯＥＭ体制が整う。

また、近年は、機能性や安全性を化粧品に訴求する消費者のニーズが高まっており、これらに対応すべく機能性評価部門をより一層強化していく。さらに、日本の化粧品の品質の高さから海外化粧品メーカーからの引き合いが増加しており、これら海外の化粧品需要を取り込んでいく準備も進めていく。

そして、経団連への入会をきっかけとしＣＳＲ（企業の社会的責任）の取り組みも推進していく。地域・社会貢献として、今年8月の夏休み期間中に、社員の子どもや地域の小学生を招待し「実践教室」を実施する予定だ。化粧品づくりや実験体験を通じて、ものづくりの楽しさや化学に興味を持つ子どもが増えていくことに貢献していきたい。