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月刊 経団連 株式会社マーキュリアインベストメント

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資本金 29億6,187万円(2017年12月31日現在)
設立 2005年10月
従業員数 48名(連結。2017年12月31日現在)
本社所在地 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-3-3
事業内容 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
URL http://www.mercuria.jp/

当社は、2005年に日本政策投資銀行の関係会社としてスタートしたファンド運用会社である。主な投資対象は流動性の低いプライベートエクイティ分野で、時間がかかっても事業成長によるリターンを実現していく投資スタイルを実践している。当初は、東アジアの経済成長や規制緩和分野に着目した成長セクターへの投資を主軸にしていたが、その後、不動産投資やバリュー投資においても多くの実績を上げてきた。

2013年12月には、北京にあるChina Central PlaceをSPRING REITとして、香港証券取引市場に上場。2016年10月には当社自身が東京証券取引所市場第二部上場を果たし、昨年12月には市場第一部への指定替えを行っている。

投資対象には大きく2分野があり、事業投資部は、成長または承継ステージに位置する企業にエクイティを提供することで、社会に新たな価値を生み出すことを目指している。

一方、資産投資部は、航空機、事業用不動産、再生可能エネルギーなど、安定的なキャッシュフロー収入が期待できる資産に対する投資を行っている。

いずれの分野においても当社の基本理念である“クロスボーダー”に基づき、国境や既成概念などの枠を超えることで広がるビジネスチャンスに挑戦することを心がけている。当社の投資活動を通じて、日本社会の活性化や経済的な安心感向上の一助となること、そして、投資資金が有効に使われて循環することで、すべてのステークホルダーの幸せの総量が増えることを目指したい。

既成概念を超えて新たな投資機会の提供


豊島俊弘
マーキュリアインベストメント 代表取締役

当社は“クロスボーダー”をコンセプトとし、あらゆる垣根を越え、世界に広がる成長分野や資産への投資を中心にファンド運用を行ってまいりました。
人口の高齢化が進み、国内経済が成熟するなか、資産運用の重要性はますます大きくなっています。一方で、株や債券といった伝統的資産だけでは、満足のいくリターンを上げることが難しくなってきています。当社はそのソリューションとして、事業承継をサポートするバイアウト・承継投資戦略や、航空機・不動産・インフラ施設といった実物資産に投資するキャッシュフロー投資戦略など、新たな投資機会を提供してまいる所存です。
皆様のご指導とご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

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