1. トップ
  2. 月刊 経団連
  3. 株式会社中部コーポレーション

月刊 経団連 株式会社中部コーポレーション

(PDF版はこちら
資本金 1億円
設立 1946年10月
従業員数 330名(2018年2月28日現在)
本社所在地 〒511-0943 三重県桑名市大字森忠463
事業内容 建築・設備・土木・公園用器材の製造販売、氷削機および業務用調理機・鉄器等の製造販売、それらに附帯する一切の業務
URL http://www.chubu-net.co.jp

当社は、1942年に三重県桑名市において鋳物メーカーとして創業した。創業当初に飛行機部品を製造していた技術を基に、業務用氷削機をはじめとする厨房機器を世に送り出し、さらには建設分野にも進出し、75年にわたり人の食と住にかかわる多くの製品を製造販売し、現在に至っている。

食の分野では、他社がまねのできないユニークな機器を多く開発してきた。当社の製品は広く使用され、ホテル、レストラン、ケータリングサービス等の各業態の厨房の合理化、省力化に大きく貢献している。なかでも業務用氷削機は世界でトップシェアを堅持している。

住の分野では、グレーチング、マンホールカバー、ルーフドレン等の建築・土木・設備器材メーカーとしての地歩を築き上げてきた。「夢のある街づくり」をコンセプトに数多くの製品を生み出し、都市を活き活きと輝かせ、快適な生活空間を提供することに努めている。

一方、海外においては2002年にマレーシア、2005年には中国(上海)に現地法人を設立し、現地での製造および販売を開始した。日本の技術と品質をベースに、グローバルな時代と地域のニーズをとらえ、スピーディーに製品を開発・提供できる体制をさらに充実させ、全世界の食と住の改善にこれまで以上に貢献できるよう、当社の経営理念である「変革と実行」を継続していく。

変革と実行


三林義典
中部コーポレーション 社長

三重県桑名市は鋳物の街です。海外から安価な鋳物製品が輸入されるようになり、多くの鋳造工場が閉鎖されましたが、鋳物は今でも桑名市の地場産業としてその伝統を受け継いでいます。
当社も鋳物メーカーからスタートしましたが、その後、業務用厨房機器メーカーとして、さらには建材メーカーとして発展を遂げることができたのは、経営理念である「変革と実行」の精神によるものと思います。
伝統とこれまで培った技術は大切にしつつ、時代のニーズにあった変革を遂げながら、これまで以上の社会貢献と、社会とともに成長する企業を目指してまいります。経団連の皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

「2018年5月号」一覧はこちら