月刊 経団連 リフィニティブ・ジャパン株式会社
資本金 | 1億円 |
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設立 | 1985年7月 |
従業員数 | 280名(2019年4月1日現在) |
本社所在地 | 〒107-6330 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー30階 |
事業内容 | 金融情報データ配信や電子取引プラットフォーム運用のほか、リスク管理などに必要なデータベース、ソリューションなど提供 |
URL | https://www.refinitiv.com/ja |
当社はトムソン・ロイターの金融・リスク事業を継承して2018年10月に誕生した。新会社ではあるが、トムソン・ロイターの中核事業を前身とするリフィニティブの年間売上高は60億ドルを超えており、160年にわたって蓄積してきた実績と経験、知見を活かし、世界190カ国で事業を展開している。2019年3月には日本法人もリフィニティブ・ジャパンとして新たな一歩を踏み出した。ロイターニュースとは別会社になったが、長期契約を締結し、これまでどおりロイターニュースはリフィニティブのサービスを通じて提供される。
新社名の「Refinitiv」には、「金融市場において最も信頼される行動(definitive action)」と「(Reutersが)160年間にわたりファイナンシャル・テクノロジーの先駆者として積み上げてきた伝統を携えた未来への果敢な力の結集」という2つの意思を融合させる意図が込められている。
さらに、「Data is just the Beginning(すべてはデータから)」というスローガンのもと、当社が持つ知見、最新のテクノロジー、データ管理のノウハウで、お客様とパートナーのデータからの価値創造を支援している。トレーディング、I&A(インベストメント&アドバイザリー)、エンタープライズ、ウェルスマネジメント、リスクの5つを重点分野とし、グローバルなネットワークを活用して、異業種からの参入も相次ぐ金融の新たな可能性を開く取り組みに貢献していく。
ロイターのDNAでデータからの新たな価値創造を支援
富田秀夫
リフィニティブ・ジャパン 社長
1872年にロイター通信が、日本に初めて支局を開設してから約150年にわたり、ロイター、トムソン・ロイターは、ニュース配信や金融を中心とするデータ配信で、日本の成長とともに事業を発展させてきました。昨年10月に、トムソン・ロイター金融・リスク部門のスピンオフで、リフィニティブ・ジャパンと名称変更したのを機に、経団連にも入会させていただくことになりました。
ビッグデータやAIなどデータの活用による新たなビジネスチャンスに注目が集まっていますが、良質な大量のデータを継続的に収集、保存、活用することの難しさが見落とされているようにも思えます。世界有数の老舗データ企業として、データから価値を生み出す取り組みをグローバルにサポートしてまいります。