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月刊 経団連 株式会社ミダック

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資本金 4億1,801万円
設立 1964年7月
従業員数 197名(2019年3月末日現在)
本社所在地 〒431-3122 静岡県浜松市東区有玉南町2163
事業内容 産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分
一般廃棄物の収集運搬、中間処理
URL http://www.midac.jp/

当社は創業以来、静岡県浜松市近郊を中心に産業廃棄物、一般廃棄物の収集運搬と処分の事業を営み、かけがえのない地球を美しいまま次代に渡すことを使命とし、廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の確立を目指してきた。「ミダック」の社名は、環境を象徴する水、大地、空気の頭文字に由来している。

廃棄物を処理する工程は収集運搬、中間処理、最終処分と大きく3つに分けられる。当社の収集運搬については、さまざまな性状の廃棄物に対応できるよう、各種収集運搬車両を完備し、北関東から東海を経由して近畿各県に至る広い範囲で事業許可を取得することで、お客様のさまざまなニーズに対し柔軟な対応が可能だ。

また、中間処理や最終処分に関しては、子会社を含め水処理施設や焼却施設、最終処分場(管理型・安定型)など各種施設を保有することによって多様な廃棄物に対応できる体制を確保している。

そして、当社グループは収集運搬から中間処理、最終処分という廃棄物処理の流れを、グループ内で完結する一貫処理体制を強みに、お客様に「安心・安全」なサービスを提供してきた。

近年の環境保全に対する意識の高まりを受けて、廃棄物の適正な処理と資源としての再利用は国家的な課題となりつつある。また、東日本大震災以降は、災害廃棄物の処理に関して、社会インフラとしての最終処分場の必要性が高まるなど、廃棄物処理業者の社会的役割が一層重要になっている状況である。

このような状況を認識し、今後も社会やお客様からのニーズに応えられるよう、「安心・安全」をキーワードに、全社一丸となって事業運営を行っている。

「業界の底上げ」を目指して


加藤恵子
ミダック 社長

製造業など新しいものをつくり出す「動脈産業」に対し、私たちが営む廃棄物処理業は「静脈産業」と呼ばれ、中小規模の企業が大多数を占めています。そのため、「動脈産業」に比べれば収益力・組織体制ともまだまだ十分な水準ではないと見られがちです。しかし、人体で考えれば、どちらも同じように健全でなければ血液が循環できず、人は生きていけません。
循環型社会の構築が求められる今日、経済界でも動脈・静脈とも同じレベルで健全であり続けることが必要で、廃棄物処理業界を底上げすることは社会ニーズに応えることでもあると認識しています。当社グループは、常に業界をけん引していくという気概を持って、適正な廃棄物処理を追求し、「業界の底上げ」を図っていきます。
経団連の活動を通じて、さまざまな業種の方々と交流し、会員の皆様とともに歩んでまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願い申しあげます。

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