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月刊 経団連 テネコジャパン株式会社

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資本金 4億9,900万円
設立 1973年
従業員数 133名(2019年10月31日現在)
本社所在地 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル18階
事業内容 マフラー、エキゾーストマニホールド、アフタートリートメントシステム(クリーンエアー製品)の製造、開発、販売
URL http://www.tenneco.co.jp/

米国イリノイ州に本社のあるテネコ(NYSE:TEN)は、排気処理関連のクリーンエアー製品およびパワートレイン製品を提供する、自動車部品のグローバルサプライヤーである。グループ従業員数は約5万名、世界各国に150以上の生産拠点と22のエンジニアリングセンターを有する。

その米国テネコ社の日本法人である当社は、グローバル展開する日本企業の顧客窓口としてサポートを行う一方、2012年には建機・農機向け製品を生産する国内初の工場を大阪府の泉佐野市に開設した。大阪工場では、DOC(ディーゼル酸化触媒)やDPF(ディーゼル微粒子除去装置)、SCR(選択触媒還元)システムといった各種ディーゼル後処理システムを製造している。

また、2016年には同じく国内初となるテクニカルセンターを横浜市金沢区に開設した。本施設では2基のエンジンダイナモおよび無響音室などを備え、ディーゼル・ガソリンエンジンの排ガス処理制御システムのテスト、解析を行っている。

当社は、高い技術力とグローバルにおける開発・生産体制を通じて、今後、世界中でさらに厳しくなる排気ガス規制にも対応した製品を提供していくことにより、一層の事業拡大を図るとともに地球環境の保全に貢献し、企業としての社会的責任を果たすことを目指している。

排気ガス処理システムを究めたグローバルサプライヤー ~クリーンな未来をつくる


鶴山修司
テネコジャパン 社長

近年の温暖化に端を発した地球環境の変化に伴い、自動車産業を中心に環境負荷物質の低減に大きな注目が集まっています。欧州における排気ガス規制強化は、今後世界中に展開されることが見込まれており、自動車の需要が高まるアジア市場への対応は喫緊の課題といえます。当社では、排気系を中心とした内燃機関部品を世界中に供給していますが、すでに当該規制に対応した商品を供給できる体制を整えています。
このたび、経団連の一員としてSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた活動に参画できる機会をいただいたことに大変感謝しております。世界の自動車産業の中核を担う日本市場をスタートとして、グローバル規模での貢献を図っていきたいと考えております。

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