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月刊 経団連 シンエネルギー開発株式会社

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資本金 8,000万円
設立 2011年10月
従業員数 47名(2019年11月1日現在)
本社所在地 〒378-0005 群馬県沼田市久屋原町335-10
事業内容 バイオマス発電所の開発運営コンサル、バイオマス燃料の調達・供給・販売
URL http://www.n-e-d.net/

当社は2011年10月、電力の自由化およびFIT(固定価格買取制度)を活用し、森林資源等を燃料とした木質バイオマス発電所を開発・運営する電源開発事業者として設立した。

当社が実現可否の調査を実施し、検討・精査して実施計画書を策定。国・県・地方自治体およびプラントメーカーと協議・査定等を行い、発電所の開発・運営をオールインワンで事業を推進する。

2016年8月に商業運転を開始した野田バイオパワーJP(14MW)をはじめ、山梨県大月市(14.5MW)、茨城県神栖市(51.5MW)、富山県高岡市(50MW)、北海道石狩市(50MW)、鳥取県米子市(54.5MW)の6事業は、当社の開発済み案件であり、現在も開発中の案件が複数件ある。

一方、バイオマス発電所は燃料の確保が重要だ。当社は燃料の研究・開発にもいち早く注力し、2016年8月末に新規バイオマス燃料「トレファクション・ブリケット」の製造の実証テストに成功したことをプレス・リリースした。「トレファクション・ブリケット」は、従来の森林資源等をトレファクション(半炭化)技術で燃料化したものであり、従来の木質チップや木質ペレットなどの燃料に比べ、熱量、粉砕性、耐水性、輸送効率の点で格段に優れているのが特長だ。

当社は、電源開発、燃料供給・開発、蓄電池開発を着実に推進し、今後も地域社会への貢献を目指す。

エネルギーを開発・創出し社会への貢献を目指す


髙橋伸也
シンエネルギー開発 社長

当社は、国内の木質バイオマス発電所の電源開発実績を踏まえ、木質バイオマス発電をはじめとしたクリーンなベースロード電源の開発を推進し、CO2の排出量の削減に取り組んでおります。そのために当社では、木質バイオマス発電の燃料として、国内外からの未利用材・木質ペレットやPKS(パーム椰子殻)の調達を行うとともに、次世代バイオマス燃料の開発を行い、また不安定電源のベースロード化のための蓄電池の開発を行っております。今後は、上記の取り組みにより、再生可能エネルギー・電力業界をリードし、社会に貢献することを目指していきます。
経団連会員の皆様方には、一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

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