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月刊 経団連 株式会社パトライト

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資本金 3億円
設立 1985年2月
従業員数 連結1,022名(2020年4月1日現在)
本社所在地 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル7階
事業内容
  • 光、音、文字を活用した報知機器の開発、製造、販売
  • 無線技術を活用したIoT機器の開発、製造、販売およびソリューションの提案
  • 端子台、スイッチなど接続機器の開発、製造、販売
URL https://www.patlite.co.jp/

当社は、1947年に大阪市内で「ササ電機研究所」を創業、1955年に業界に先駆けて高性能マイクロモータの開発に成功し、1965年に自社製モータを使った回転警示灯(パトライト)の製造を開始したことに始まる。この「回転」技術に光・音とネットワークを融合させることで、様々な業界において多彩な表現方法を駆使した情報伝達手段の製品・サービスを市場に提供している。お客様のご支持とご支援を得て、日本市場で圧倒的な市場シェアを誇る情報表示機器のリーディングカンパニーとしての地位を確立した。それを支える販売拠点は、国内8拠点、海外12拠点を展開しており、生産拠点は国内2拠点(兵庫県三田市、長野県辰野町)、海外1拠点(インドネシア・バタム島)、開発拠点は三田市にある。

当社の戦略は、シェアの高い既存事業については利益率を高め、成長分野である社会の課題を解決するソリューション事業を拡大し、グローバルブランド戦略を強化することである。ソリューション事業においては、三田工場をFA工場のカイゼンに関する「魅せる化工場」と位置付けている。また、東京大崎のIoTラボについては、様々なSIer(システム開発会社:System Integrator)様と当社のネットワーク技術を連携させて、社会の課題解決を提案する場として、現在Zoomにて紹介している。さらに、ホームページのパトライトチャネルでは、当社製品と様々なメーカー製品を組み合わせて、社会の課題を解決するソリューションの提案を動画で紹介するなど、DXの強化を進めている。

世界中の人達に「安心・安全・楽楽」をお届けし社会に貢献します


高野 尚登
パトライト 社長

当社は、情報表示機器グローバルNo1企業として、光・音・ネットワーク製品で、世界中の人達に安心・安全・楽楽をお届けし、社会に貢献することを企業理念としています。このたび、経済産業省の2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」にも選出されました。緊急自動車の赤色回転灯・サイレンアンプや、工作機械等の状態を見える化する積層信号灯などの主力製品では、国内シェア70%以上です。昨今は社会環境の変化に伴う課題を解決するため、大手企業から中小企業までグローバルで1600以上の事業所に導入実績がある積層信号灯と無線技術を活用した簡単IoTや、防災無線の補完用途での災害情報の見える化、コロナの3密状態の見える化など、様々な分野で見える化の需要が拡大しています。Society 5.0 for SDGsを目指して、志をともにする会員企業様と連携し、社会課題の解決を具現化してまいります。

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