Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2013年3月14日 No.3123  星出宇宙飛行士から宇宙飛行記念品返還される -UWC日本協会

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は5日、都内で「宇宙飛行記念品返還式」を開催し、昨年7月から11月まで4カ月にわたり宇宙飛行士の星出彰彦氏とともに宇宙を飛行した宇宙飛行記念品が、ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)日本協会(会長=藤田讓朝日生命保険特別顧問)に返還された。

星出氏はUWCシンガポール校の卒業生。
(経団連機関誌に掲載された「奨学生体験記」 [2001年])

宇宙飛行記念品を返還する星出飛行士(左)

UWC(本部=ロンドン)は、世界120カ国から選抜された高校生を受け入れ、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成することを目的とする国際的な民間教育機関。現在までに、イギリス、カナダ、シンガポール、イタリア、アメリカ、香港、ノルウェー、インド、オランダ等13カ国にカレッジ(高校)が開校されている。

日本では、経団連により1972年に「UWC日本協会」が設立され、これまで延べ487名の奨学生を派遣している。奨学金はUWCの趣旨に賛同する経団連会員企業約50社ならびに個人の寄附金を原資とし、経団連が事務局業務を行う。

詳細はUWC日本協会(電話03-6741-0163)まで。

【社会広報本部】