Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年2月13日 No.3165  提言「TPP交渉の早期妥結を求める」を安倍首相に手交 -経団連など3団体

安倍首相(右)に提言を手交する3団体長

経団連の米倉弘昌会長、日本商工会議所の三村明夫会頭、経済同友会の長谷川閑史代表幹事は10日、官邸に安倍晋三首相を訪問し、3団体の共同提言を手交のうえ、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の早期妥結を要請した。

提言では、次回のTPP閣僚会合を正念場と位置づけ、高水準の協定の妥結に向け、各国の協調が必要としている。そして交渉を動かすうえで、日米両国が柔軟性を高め二国間交渉で合意をすることが不可欠とし、安倍首相の英断を求めている。

安倍首相は、「提言をしっかりと受けとめ、閣僚会議でもリーダーシップを取り、アジア太平洋地域での新たな経済圏のルールづくりに向け、国益を守り発展させる最善の道を求めたい」と述べた。

【国際経済本部】