経団連の米倉弘昌会長は７日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。

景気の見通しについて米倉会長は、消費税率引き上げ以降も街は買い物客で賑わっており、４月の新車販売台数は前月に比べ大きく減少したが、反動減は想定内にとどまっていることなどを挙げ、経済対策や公共事業の前倒し執行などによって景気は下支えされ、それほど落ち込むことはないだろうと述べた。そのうえで、夏からは消費が上向きとなり、経済成長はプラスの方向に向かうのではないかとの見通しを示した。輸出が３月に減少したことについては、駆け込み需要への対応により、国内向け出荷が増えたためとの認識を示した。

【社会広報本部】