Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年11月13日 No.3200  リバデネイラ・エクアドル貿易相一行との懇談会開催 -リバデネイラ・エクアドル貿易相、南米地域でのビジネス拠点としての可能性に言及

リバデネイラ・エクアドル貿易相(右)と
小島副会長・中南米地域委員長

経団連の中南米地域委員会(小島順彦委員長)は7日、東京・大手町の経団連会館で訪日中のフランシスコ・リバデネイラ・エクアドル貿易大臣ならびにリチャード・マルティネス・エクアドル工業・製造業会議所会長一行との懇談会を開催した。

冒頭、リバデネイラ大臣は、エクアドルが今後、6~7%程度の経済成長が続くとの見込みを示すとともに、日本とエクアドル間の貿易関係をさらに拡大させていきたいと述べた。

また、エクアドルが多くの南米諸国と自由貿易協定を締結しており、この地域のビジネス拠点となり得ると説明。日本企業の投資や進出に対し、積極的にサポートしていきたいと述べた。

次に、マルティネス工業・製造業会議所会長は、エクアドルは産業構造の改革に取り組んでおり、今後も製造業部門を拡大させていきたいと述べた。

また、エクアドルには加工産業、天然資源開発などさまざまな分野に投資チャンスがあり、総額で280億ドルに上ると指摘。エクアドルの民間経済界としては、エクアドルの産業の活性化のため、日本をはじめ諸外国からの投資に期待をしていると述べた。

【国際協力本部】