ニュシ大統領（右から2人目）と加瀬委員長（左）

経団連はジェトロ等との共催で１６日、公式実務訪問で来日したモザンビークのフィリッペ・ジャシント・ニュシ大統領を迎え、「日・モ外交関係樹立４０周年記念 日・モザンビーク・ビジネスフォーラム」を開催した。

日本側から、武井俊輔外務大臣政務官、井原巧経済産業大臣政務官、加瀬豊経団連サブサハラ地域委員長はじめ約１８０名が、モザンビークからは、ニュシ大統領、クレメンス鉱物資源・エネルギー大臣はじめ約７０名が参加した。フォーラムでは、モザンビークにおけるビジネス環境および投資機会について説明が行われたほか、両国政府機関等の間で、ガバナンス改善や人材育成支援等に関する覚書が交換された。

ニュシ大統領からは、「モザンビークは経済特区の設置や各種の税制優遇策、ビザ取得要件の緩和等を通じて、日本との間の経済交流を一層推進すべく、後押ししていく。日本企業には、特に資源開発・鉄道・橋・道路を含むインフラ開発への参画と、技術移転、人材育成への協力に期待している」との説明があった。

【国際協力本部】