Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2018年6月28日 No.3367  2018年春季労使交渉・中小企業業種別回答状況(第1回集計) -223社平均4805円、アップ率1.91%

経団連は6月15日、2018年春季労使交渉の中小企業業種別回答状況(加重平均)の第1回集計を発表した。

同調査は、原則として従業員数500人未満の中小企業17業種741社を対象に、全国の地方別経済団体の協力により実施している。第1回集計では、17業種229社(30.9%)で回答(了承・妥結を含む)が示されており、このうち集計可能な17業種223社の総平均は4805円、アップ率は1.91%であった。前年の第1回集計値(242社、4695円・1.84%)と比べ、額で110円、率で0.07%ポイントのプラスとなった。

業種別では、製造業平均は5121円・2.00%で、前年第1回集計値(5245円・2.02%)と比べてほぼ横ばいであった一方、非製造業平均は4323円・1.78%で、額で583円、率で0.26%ポイントの増加となった。

今後は、7月下旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部】