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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2019年9月12日 No.3422 ゲレ・ジブチ大統領と懇談 -インフラ投資等をめぐり意見交換

経団連サブサハラ地域委員会の小澤哲委員長、長坂勝雄委員長は8月28日、横浜市内で、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)出席のため訪日したジブチのイスマイル・オマール・ゲレ大統領一行と懇談した。大統領一行の発言の概要は次のとおり。

◇◇◇

アフリカ大陸東岸のジブチは、地中海と南アフリカの中間にあって、欧州とアジアを結ぶ要衝に位置する。地域にとどまらず、アフリカ全体の貿易や物流、金融のハブとなることを目指し、インフラ整備を継続してきた。投資国の多様化と経済の多角化に取り組んでおり、その実現のため、起業や投資関連の手続きを改善するなど、法的枠組みを整備している。

日本企業には、ジブチの港湾施設や自由貿易特区の活用、インフラへの投資を強化してほしい。マルチモーダル輸送(多様な輸送手段)を完成させるため空港建設を推進しており、日本の官民のプロジェクトへの参画を期待している。また、人材育成も重要であり、豊富な実績を誇る日本企業に協力してほしい。

率直に言えば、日本企業は消極的との印象を受ける。いまこそ、次の一歩を踏み出す時である。

【国際協力本部】

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