Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2020年7月23日 No.3462  経済三団体が西村国務大臣と会談 -新型コロナウイルス感染症対策をめぐり意見交換

西村康稔国務大臣と古賀信行経団連審議員会議長、三村明夫日本商工会議所会頭、櫻田謙悟経済同友会代表幹事は7月20日、テレビ会議を開催し、17日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太方針2020)を踏まえた、今後の新型コロナウイルス感染症対策について意見交換を行った。

冒頭、西村大臣は、骨太方針に対する経済界からの提案と取りまとめへの協力について謝意を示すとともに、デジタル化の推進や東京一極集中の是正など、新しい日常をつくっていくと述べた。そのうえで、経済界に対して、引き続きテレワークやワーク・ライフ・バランス、多様な働き方の推進、雇用の維持等を要請した。

これに対し、古賀審議員会議長は、骨太方針について「経済界の主張と軌を一にするもの」と高く評価。デジタル化については「一段とペースを上げ、思い切った改革をお願いしたい」と述べた。さらに、16日に開催した経団連夏季フォーラム(新型コロナウイルス会議)で取りまとめた提言が求める政策の実現を要請した。

最後に、足元で新規感染者数が再び増加している背景を踏まえ、新しい日常のあり方等に関して引き続き官民連携を図りながら検討していくことを参加者一同で確認した。

【ソーシャル・コミュニケーション本部】