Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2020年10月29日 No.3473  駐アフリカ各国日本大使がサブサハラ地域委員長を表敬

経団連サブサハラ地域委員会の長坂勝雄委員長ならびに加留部淳委員長は10月初旬、新たに赴任する堀内俊彦アフリカ連合日本政府代表部大使、丸橋次郎駐アンゴラ大使、福澤秀元駐ウガンダ大使、伊藤恭子駐エチオピア大使、大塚海夫駐ジブチ大使と懇談した。

長坂、加留部両委員長は、コロナ対応に関して、アフリカ各国の日本大使館による多大な支援に謝意を表明。困難な状況にあっても継続されている取り組みは、日本企業を大いに勇気づけるものであるとして、変わらぬ力添えを要請した。また、長期的にみてアフリカはラストフロンティアであることを踏まえ、日系企業のアフリカ進出を支援していくとともに、次回のTICAD8(第8回アフリカ開発会議、2022年にチュニジアで開催予定)に向けて、人的交流等を通じ各国との連携を強化し、アフリカでのビジネス創出に協力していく考えを表明した。

各大使は、SDGs(持続可能な開発目標)の実現や医療・教育・人材育成・科学技術・イノベーションなどさまざまな分野における協力の推進、中国の存在感が高まるなかでの日アフリカビジネスの強化、アフリカ各国における日本ファンの拡大など、今後の対アフリカ協力の課題と展望について説明した。

【国際協力本部】