Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年2月17日 No.3533  公明党幹部と懇談 -当面の重要政策課題について意見交換

山口公明党代表

経団連(十倉雅和会長)は2月2日、都内で公明党幹部との懇談会を開催し、当面の重要政策課題をめぐり意見交換した。

公明党からは、山口那津男代表、北側一雄副代表・中央幹事会会長、石井啓一幹事長、赤羽一嘉幹事長代行、竹内譲政務調査会長、西田実仁参議院会長、谷合正明参議院幹事長が出席。経団連からは、十倉会長、古賀信行審議員会議長をはじめ副会長ら18名が出席した。

冒頭、十倉会長は、「経団連として政策を前進させていくうえで、安定した政権基盤の要を担う公明党との連携が重要」と発言したうえで、「成長と分配の好循環」の実現に向けて、賃金引き上げをはじめとする企業の前向きな行動を引き出すよう、経団連活動を展開していく決意を述べた。さらに、原子力を含む今後のエネルギー政策の具体化とともに、経済安全保障の適切な確保に向けて、与党・公明党としての積極的な対応への期待を示した。

続けてあいさつした山口代表は、「最大の目標はコロナ禍を克服し、新しい時代を切り開いていくこと」と述べたうえで、3回目のワクチン接種の加速や、コロナ禍で打撃を受けた国民への支援として、大型の経済対策を実行すべく、一日も早い令和4年度予算案の成立に取り組んでいくと発言。そのうえで、公明党として重視している「人への投資」という観点から、賃金の引き上げ、デジタルやグリーンといった分野の成長を着実に促していくことが重要であるとの考えを強調した。

その後の懇談では、新型コロナウイルス対策やデジタル、環境・エネルギー政策、経済安全保障をはじめとする内外の重要課題について活発に意見を交わすとともに、引き続き連携して取り組んでいくことを相互に確認した。

【総務本部】