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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年5月26日 No.3545 提言「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けて」を萩生田経産相に建議

萩生田大臣(右)と十倉会長

経団連の十倉雅和会長は5月18日、萩生田光一経済産業大臣を訪問し、提言「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けて」4月28日号既報)を建議するとともに、GXをめぐり意見交換した。

冒頭、十倉会長は、「2050年カーボンニュートラル(CN)の実現には、GXの推進が不可欠。GXは、投資主導で経済拡大を目指す成長戦略の中核」と強調。提言で掲げた「GX政策パッケージ」の早期策定と実行が必要との考えを示したうえで、同パッケージの内容について、ロードマップの明示と司令塔「GX実現会議」の確立、原子力利用の積極的推進、グリーンディール、カーボンプライシングを中心に説明し、提言の実現を求めた。さらに、GXに向けた萩生田大臣のリーダーシップに対する強い期待を表明すると同時に、経済界としても、政府と連携しながら、GXに不退転の覚悟で取り組む旨を述べた。

これに対し、萩生田大臣は、「CNへの挑戦は、産業革命以来の化石燃料中心の経済社会・産業構造をクリーンエネルギー中心に大転換させるもの」との認識を示すとともに、「世界規模で先に新しい市場をつくった者が勝ち残る、先行投資者優位の大競争が始まっている」と述べ、経済産業省、政府としても積極的にGXに取り組む旨を表明した。

【環境エネルギー本部】

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