Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年10月6日 No.3561  新しい「未来社会」へ~2025年大阪・関西万博ミニ通信 -十倉会長が岡田国際博覧会担当相を訪問

岡田大臣(中央)と十倉会長(左)
(提供=内閣官房国際博覧会推進本部事務局)

2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会、十倉雅和会長)の十倉会長は9月12日、岡田直樹国際博覧会担当大臣を訪問し、大阪・関西万博の全国的な機運醸成に向けたさらなる取り組み等をめぐり懇談しました。

冒頭、岡田大臣が、「大阪・関西万博のコンセプトである『未来社会の実験場』を実現するためには、企業の持つ最先端の技術を示していくことが重要である。経済界の代表として、十倉会長にもリーダーシップをお願いしたい。大阪では盛り上がりがみられるものの、全国的な機運醸成はまだまだであり、協力してほしい」と発言しました。これに対し十倉会長は、前任の若宮健嗣大臣とのドバイ万博訪問や、「2025年大阪・関西万博 開幕1000日前イベント」(7月18日開催)への岸田文雄内閣総理大臣の登壇等、開催に向けて政府と博覧会協会が連携した事例を挙げたうえで、「開催テーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』の達成に向けてSociety 5.0の指針のもと、頑張っていきたい」と意気込みを述べました。また、「大阪・関西万博の開催は関西のみならず、中国・四国地方はじめ全国へのプラスの波及効果が見込まれる。他方、25年、海外から多くの方に大阪・関西万博に来てもらうためには、今の時点から水際対策を緩和していく必要がある。政府も検討を進めてほしい」と述べ、開幕まで2年半となるなか、全国的な盛り上げに向けて官民で連携して取り組んでいくことを双方で確認しました。

経団連は、今後も、万博の開幕に向けたさまざまな準備状況やイベント開催の模様等について、積極的に周知・広報してまいります。

【総務本部】