ごあいさつ
経団連自然保護協議会ならびに経団連自然保護基金(KNCF)は、リオデジャネイロで国連環境開発会議(地球サミット)が開かれた1992年に設立されました。おかげさまで、今年で20年目を迎えましたが、今や、地球環境問題、特に温暖化や生物多様性保全の問題は、我々人類を含め地球上の全ての生物にとって喫緊の最重要課題となっています。2011年から「国連生物多様性年の10年」が始まり、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の達成に向けて、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。私どもとしては、生物多様性保全・自然保護により積極的に取り組み、さまざまなステークホルダーとの「対話」と「協働」に心がけ、各企業が自らの特徴を活かした活動をしやすい条件の整備に努めてまいりたいと存じます。
これまでの活動
- 自然保護協議会は、自然保護基金への募金活動を行うとともに、基金を通じNGOによる生物多様性保全・自然保護のプロジェクトに資金支援をしている。設立以来の支援規模は、アジア・太平洋地域を中心に、延べ1040プロジェクトへ約31億円に達する。また毎年、支援先NGOの視察と現地政府や住民等との交流を目的に、基金が支援している海外プロジェクトの活動地に協議会 会長を団長とするミッションを派遣している。
- 併せて、生物多様性保全・自然保護活動に関する企業への啓発・普及、NGOとの交流・協働の促進を推進している。2003年には設立10周年を記念して『経団連自然保護宣言』を発表し、自然界と経済社会の共存を宣言し、その行動指針の具体化を図っている。さらに2009年には自然保護宣言を生物多様性に焦点を当てて進化させた『生物多様性宣言』を発表するとともに、実践のための手引きや事例集を作成した。また、『宣言』の趣旨に賛同して具体的取り組みを行う企業の連携を図る「生物多様性宣言推進パートナーズ」を募集する一方、企業等の情報共有、経験交流に向けて、「生物多様性民間参画パートナーシップ」を運営している。
2012年の重点活動
- 公益信託 経団連自然保護基金への募金活動を推進。
- 「経団連生物多様性宣言」の一層の普及と定着、ならびに「生物多様性民間参画パートナーシップ」の活動の推進を図る。
- 企業とNGOとの協力・協働を推進。
- 生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)、リオ+20、世界自然保護会議等に向けた取組み。
- 自然環境の復元を通じて、東日本大震災からの復興に貢献するため、東北支援プロジェクトを推進。





