アジア太平洋地域や国内の自然保護プロジェクトを支援する事業


日本経団連自然保護基金/経団連自然保護協議会


支援プロジェクト2002

支援プロジェクト2002

インドネシア

1. バリ島における海洋及び海岸自然保護センター設立(バリ島での海洋保護センターの充実)
コモド国立公園において、ダイナマイトや青酸カリを使う違法漁業の取締まりと代替産業としてエコツーリズムとスキューバなどの観光業の開発を推進する。
実施団体
The Nature Conservancy(米国)
http://nature.org/
2. イリアンジャヤにおける住民参加型オサガメの保護活動
漁業網による混穫と野生ブタによる卵の食害が大きく、地域住民によるオサガメの保護体制の確立する。保護策策定のための繁殖基礎データの収集や、ブタの侵入状況などの調査を行う。
実施団体
日本ウミガメ協議会(日本)
http://www4.osk.3web.ne.jp/‾umigame/
3. インドネシア・ジャワ海におけるウミガメ類保護事業
べっ甲材料や食用として捕獲されているウミガメの産卵減少の阻止と固体数の回復を現地住民の理解と協力を得ながら実施する。
実施団体
インドネシアウミガメ研究センター(インドネシア)
4. インドネシア・東カリマンタン州のオランウータンの保護・調査プロジェクト
野生オランウータンの生息地クタイ国立公園内で、社会・生態学的研究及び、密猟のパトロール、保護施策立案の為の分布の実態調査をおこなう。また石灰岩山地帯の新たな国立公園化計画の提唱する。
実施団体
日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会(日本)
http://www.alive-net.net/wildlife/orangutan/wl990716.html
5. インドネシアにおける生物多様性調査と自然保護区計画
タンニバール諸島で、人工衛星を使ったリモートセンシングによる森林、土地利用解析と現地踏査を実施する。
実施団体
日本野鳥の会(日本)
http://www.wbsj.org/nonshocked.html
6. インドネシア村落における環境教育と生活向上推進プログラム
グヌン・ハリマン国立公園の周辺は違法伐採により森林が減少りつつあり住民の環境意識の向上をはかる必要がある。あわせてマイクロ水力発電を用いた住民の生活向上に貢献する。
実施団体
インドネシア環境教育プロジェクト実行委員会(日本)

タイ

7. メコン河の魚の生物多様性調査と環境教育
パクムーンダム建設によりムーン川流域の生態系及び地元漁業が打撃を受けた。伝統漁業の技術を伝承し、その重要性を広く認知させるためパクムーン資料館を設立し啓蒙活動にあたる。
実施団体
メコン・ウォッチ(日本)
http://www.mekongwatch.org/
8. タイ国ランプーン県コミュニティ環境センターと自然資源保全活動
旧小学校を活用して環境センターを設置し、これを中心に学校およびコミュニティーが協力して環境活動を推進し地域の自然資源の回復を図る。
実施団体
ケア ジャパン(日本)
http://www.carejapan.org/
9. タイ・Ranong県のBang Pae滝、プーケット島およびテナガザル禁猟区におけるテナガザルの保護
プーケット島の保護区でテナガザルの健康とその生息域である熱帯林を保護するために、サルの検査実施や病気のサルを隔離するシステムを確立する。
実施団体
The Wild Animal Rescue Foundation of Thailand(タイ)
http://www.war-thai.org/
10. ナコンシタマラート地区「緑の絨毯作戦」
エビ養殖地跡地にマングローブを植林し、失われた生態系を復活させ、地域住民の生活向上と安定化を図り、環境保全に寄与する。5年間で1000haの植林。
実施団体
マングローブ植林大作戦連絡協議会(日本)
http://www.alles.or.jp/‾mangrove/

フィリピン

11. 地元住民参加によるシェラマドレ自然公園の保全管理プロジェクト
生物多様性モニタリング及びアウェアネス・キャンペーン、保護地区管理委員会の組織強化を通して環境が悪化しているシェラマドレ自然公園の保護を図る。
実施団体
Conservation International(米国)
http://www.conservation.org/xp/CIWEB/home
12. フィリピンにおける地域住民参加型藻場造成プロジェクト
バターン半島の海域は、急激な都市化や火山灰の流入により汚染されている。その環境を支える藻場の劣化を回復するため海域低生生物、藻類を活性化するミネラルを供給する技法を導入する。
実施団体
国際海洋科学技術協会(日本)
http://member.nifty.ne.jp/jimstef/
13. 生物多様性保護のための環境教育と森林の再生
フィリピン東部のビグナイ地区で、「環境教育センター」を設立し地元住民に対し、植林などの実践を絡めた環境教育を行う。
実施団体
ICA文化事業協会(日本)
http://www.icajapan.gol.com/
14. 熱帯林住民に対する炭焼き技術の移転事業
森林の荒廃が顕著なケソン州インファンタ地域で、効率の良い日本式の炭窯を建設.椰子の殻を炭材に自家消費、販売し住民の所得向上と、木材の乱伐防止とを両立させる。
実施団体
観照ボランティア協会(日本)
15. ネグロス島の森林破壊の詳細調査と再生計画立案
森林破壊の著しいネグロス島の海岸部の森林状況と生態系をコミュニティ、行政、大学と共同で調査、GISシステムとして整備、森林再生プログラムを立案する。
実施団体
イカオ・アコ(日本)
http://www.lec.netnfu.ne.jp/green/ikaw_ako.html

ベトナム

16. パーマカルチャーの理念に基づく小学生のための環境教育(ダンフォン村における環境教育事業)
ベトナム中部ダンフォン村は焼畑により森林が急速に減少。森林保護のため パーマカルチャーの理念による農民、小学生対象の環境教育の実施する。
実施団体
日本国際民間協力会(日本)
http://jin.zen.or.jp/‾nicco/
17. シュアン自然保護区での自然保護管理
シュアン自然保護区は紅河デルタ地域の沿岸部に位置。春・秋の渡り鳥の越冬地・中継地であり、鳥類調査・環境モニタリング活動を実施する。
実施団体
Birdlife International Vietnam Programme(ベトナム)
http://www.wing-wbsj.or.jp/‾vietnam/

中国

18. 中国における生物多様性調査と自然保護区計画
チベット東部地域において鳥類と環境についての基本的な調査を行うとともに、チベット林業省と自然保護区設置計画について協議する。
実施団体
日本野鳥の会(日本)
http://www.wbsj.org/nonshocked.html
19. ラシハイ高原湿地保全の管理強化
ラシハイ湿地は雲南省の海抜2400mにある。同湿地とその生物多様性を保護・管理するため、地域コミュニティとの共同作業チームの編成、村民向け訓練コースの編成および同湿地管理プランを作成する。
実施団体
Wetland International-China(中国)
http://www.wetlands.agro.nl/wetlands_icu/ap/northas.htm
20. 河北省豊寧県植樹造林、砂漠化防止プロジェクト
豊寧県は環境汚染や降水量の減少により沙漠化が進んでおり、植樹造林や園芸従事者の訓練、学生などへの環境教育を実施する。
実施団体
中国国際民間組織合作促進会(中国)
http://www.cango.org/
21. 呼倫貝爾(ホロンバイル)地域植林プロジェクト事業
内蒙古自治区の最北端にあるホロンバイル地域にある海拉爾(ハイラル)市において植林活動と環境教育を実施する。
実施団体
呼倫貝爾地域緑化推進協力会(日本)
http://www7.gateway.ne.jp/‾fuozawa/hurunboil.htm
22. 中国四川省成都市植林事業とパンダの保護
パンダの好む苦竹の移植、竹の栄養分析、移植のための土壌分析、竹の移植による緑化促進および現地の成都市の児童に対する環境教育を実施する。
実施団体
慶應義塾大学中国環境研究会(日本)
23. ホルチン砂漠のオリン自然保護区における植生の保護・回復
内蒙古自治区東部のホルチン砂漠南端オリン村において、植林地防護柵の改修、植生調査、植物分布図の作成、半乾燥地帯植物の増殖試験などを実施する。
実施団体
沙漠植林ボランティア協会(日本)
http://homepage2.nifty.com/sashoku/
24. 多様性のある森林再生のモデルづくり
中国の大同市北部において、自然に再生した多種類の落葉樹を植林するモデル森林のための実験林場を運営し、育苗や植栽の方法を確立する。
実施団体
緑の地球ネットワーク(日本)
http://member.nifty.ne.jp/gentree/
25. 中国 Poyang 湖の危機に瀕した湿地の保全ベースとなる水鳥、水位および水生植物の調査
潘陽湖は江西省の北部、長江の南部にあり、中国最大の淡水湖。近年の中国の急速な発展が同地域の環境にも重大な影響を与え、渡り鳥の越冬に問題が生じつつあり、その実態を調査する。
実施団体
国際鶴財団(米国)
http://savingcranes.org/

ネパール

26. 森林管理による住民参加の環境改善
カトマンズのマクワンブル州チャティワン地区で、森林利用者委員会の活動を支援し、苗床、バイオガス、トイレなどの建設、環境教育の学校への導入、地域環境学習センターの建設等を実施。
実施団体
Paropakar Primary Health Care Centre(ネパール)
http://www.iuhpe.nyu.edu/about/offices/asia.html
27. ルンビニにおける生物多様性の増進
ルンビニ国立公園はネパール西部に位置し、仏陀の生誕地。そこにおいて、苗床の造成、在来種の植樹、植栽地保護柵の設置などによる自然環境の回復と保護活動を実施する。
実施団体
IUCN Nepal(ネパール)
http://www.iucn.org/places/nepal/
28. ネパール・バルワ村のコミュニティフォレスト指導事業
カトマンズ北東、バルワ村からの研修生に対し、森林の保全・管理にかんする研修を熊野にて実施。同村は集落の殆どが急傾斜地に点在しているが、森林作りの考え方や技術を有していない。
実施団体
熊野森林文化国際交流会(日本)
http://www1.ocn.ne.jp/‾kifajap/

バングラディシュ

29. サンダーバンズ地域の持続可能な開発と住民権利の確保
ベンガル湾南西部のサンダーバンズは世界最大のマングローブ林で、同地域の住民を啓蒙し、不法伐採、違法狩猟を止めさせるための代替の生計手段を探求する。
実施団体
Centre for Coastal Environmental Conservation(バングラディシュ)
30. リーダーシップトレーニング、啓蒙活動、社会林業を通じた生物多様性保護プログラムの実施
ダッカ南東の対象区域は人口急増で湿地・森林の農地転換、燃料用伐採や環境保護に関する情報・技術の不足などにより危機的状況にある。社会的啓蒙により、環境劣化を阻止、持続的社会システムを確立
実施団体
Society of Poor and Helpless(バングラディシュ)
31. コックスバザールのハーバング地域における住民参加型丘陵森林生態系と生物多様性の保護
チッタゴン市南方90kmのハーバング共同体において、住民の主体的な参加で森林資源管理の教育や植林活動を推進する。
実施団体
Bangladesh POUSH(バングラディシュ)
32. Tanguar Haor(湿地生態系)における野生生物多様性の保全とモニタリング
Tanguar Haor はバングラディシュ北東部の最大・最重要な湿地で、地鳥(110種)、渡り鳥(98種)が見られる。当地で環境意識向上活動、湿地の保全および動物多様性モニタリング活動を実施。
実施団体
Nature Conservation Management(バングラディシュ)

ブルネイ

33. 原生マングローブ林の保全および湿地と生物多様性に関するパブリックアウェアネス
事業地はボルネオ島北部サバ州コタキナバル鳥類保護区。同区を利用し、住民に湿地の賢明な利用法と自然資源の持続可能な開発方法を理解してもらう啓蒙活動を展開する。
実施団体
ラムサールセンター(日本)
http://www.museum-japan.com/rcj/index_j.html

インド

34. 南インド熱帯落葉林における生態系及びそこに生息する大型哺乳草食動物の保護についての調査
南部カルナタカ州のバンディプルおよびナガラホール国立公園は、希少大型動物やそれを捕獲するトラ、ヒョウの生息地で、人間活動が森林生態系やこれらの動物に及ぼす影響を調査し、保護活動を展開する。
実施団体
Nature Conservation Foundation(インド)
http://ncf-india.org/
35. 南インド沿岸の貧困社会における生物多様性保全のための子供運動
南インドの貧農地トチィコリン地区には、地元特有の草本による健康法の伝統があった。生物多様性と草本の伝統的利用法を両立させ住民の健康と福祉の向上につなげる。
実施団体
Foundation for Sustainable Development(インド)

パキスタン

36. パキスタン北部高地の固有植物遺伝資源の地域社会に立脚した保全
パキスタン北部は植物遺伝資源、とくに薬用植物の宝庫であるが、乱獲や病害などで喪失の危機にある。地域自ら固有の作物・薬用植物を栽培、品質管理、国内販売する体制を確立し、遺伝資源の保全を図る。
実施団体
海外植物遺伝資源活動支援つくば協議会(日本)
37. パキスタン北部における野生生物調査
殆ど知られていないパキスタン北部の生物多様性について、基礎的なデータの収集を行い、健全な基礎的管理計画の立案と実施、生態系と種の保存などを図る。
実施団体
Belour Advisory and Social Development Organization(パキスタン)

カンボジア

38. トンレサップ川流域の村々における住民参加による自然資源管理プロジェクト(コンポンチュナン県地域漁業組合の自然資源管理に関わる能力開発)
地域の漁業組合に一部返還された漁業権を有効に活用するため、地元住民の能力開発や会合を通じて住民の手による自発的な保全計画や利用ルールの策定を促す。サイトはトンレサップ湖。
実施団体
日本国際ボランティアセンター(日本)
http://www.ngo-arena.org/jvc.html
39. キリロン国立公園での環境教育と住民ベースのエコツーリズム
国立キリロン自然公園は、薪炭用の商業森林伐採と土地の農地化で危機に晒されている。地域住民に対する持続可能な森林資源利用の教育と代替手段としてのエコツーリズムのプランを推進する。
実施団体
Mlup Baitong(カンボジア)
http://www.mlup.org/

ミャンマー

40. Myawpeingにおける植林地灌漑用水路造成プロジェクト
Myawpeingは、農地開発の結果、急速な砂漠化が進みんでいる。自然環境を回復させるために水源確保の水路を敷設し植林を実施する。
実施団体
オイスカ(日本)
http://oisca.org/j/

ブータン

41. 環境教育プログラムの推進
全国78箇所の「自然クラブ」組織を充実させ、地方の環境問題の研究を奨励し、家族、地域社会で知識や技術を共有することにより保護活動に参加させ、社会全体に影響を与える。
実施団体
Royal Society for Protection of Nature(ブータン)
http://www.rspn-bhutan.org/

アジア

42. 南アジア、東南アジア地域での生物多様性保護と持続可能な開発のための保護地管理のプログラム開発
保護区スタッフとその利害関係者、住民、NGOの間のキャパシティビルディングへの支援を通じ、周辺地域との生態的・社会経済的リンケージを強化し保護区に残る自然資源を守る手段を構築する。
実施団体
IUCN, Asia(タイ)
http://www.rbp-iucn.lk/
43. アジア湿地イニシアティブの構築
「アジア湿地シンポジウム2001」で採択されたペナン声明を具体的化する為、「アジア湿地イニシアティブ委員会」の設置、AWS2001報告書の発行、アジア湿地メーリングリストの創設と運営などを実施。
実施団体
ラムサールセンター(日本)
http://www.museum-japan.com/rcj/index_j.html
44. ヘシラギの繁殖地、中継地における保全のための活動
絶滅の危機にある危急種ヘシラギの繁殖地及び中継地で、渡りとその生態の調査を行い、種及び生息地に関する保全策の策定する。
実施団体
日本湿地ネットワーク(日本)
http://homepage1.nifty.com/wetland/index.html

ロシア

45. 極東ロシアにおけるサカツラガンの調査・保護・啓発活動
アムール川中下流域に残る湿地は、コウノトリや絶滅危惧種のサカツラガンなど希少性の高い水鳥の繁殖地である。調査と現地住民及び狩猟者への啓発活動を実施し、国際的な保護ネットワークを立ちあげる。
実施団体
日本雁を保護する会(日本)
46. 学生による危機に瀕する水鳥の保護活動
鳥類の統計調査、野焼きなどの阻止、環境教育などにより希少鳥類の保護システムの確立し、アムール地域に営巣する希少な鳥類(コウノトリやタンチョウヅルなど)を保護する。
実施団体
Amur branch of Russian Socio-Ecological Union(ロシア)
http://iisd1.iisd.ca/50comm/commdb/desc/d06.htm
47. 世界遺産シホテーアリン保全プロジェクト
世界自然遺産地シホテ-アリン地域は、トラの密猟や、希少な禁伐樹種の不法伐採が進んでいる。代替的な木材以外(山菜や種子)の採集・販売、エコツアーなど、地域持続可能な自然資源利用などを推進。
実施団体
FoE Japan (地球の友)(日本)
http://www.foejapan.org/

パプアニューギニア

48. ミルンベイ州における生物多様性教育と環境意識の向上
ミルンベイは、海洋資源に依存する住民の圧力と、域外からの船団による濫獲、不法漁業で危機的状況にある。地域住民、地方自治体、UNDP、地域住民等と共同して持続可能な海洋資源管理のためのプログラムを開発する。
実施団体
Conservation International(米国)
http://www.conservation.org/xp/CIWEB/home
49. 教育と住民参加を通してのパプアニューギニアの海洋資源保護
豊かな海洋生態系をもつキンベ湾西岸は、低地林の伐採やオイルパームのプランテーション、農薬の過剰使用や、ダイナマイト・毒物を使った漁業により、危機に瀕している。環境教育・調査・保護計画策定などを通して海洋資源を保全する。
実施団体
Mahonia Na Dari Research and Conservation Centre(パプアニューギニア)
http://www.mahonia.org/research.htm

ソロモン

50. アーナボン諸島におけるウミガメの保護
現地住民及び政府と協力しながら、調査及び保護官のトレーニングなどを行い、絶滅危惧種のウミガメを保護する。
実施団体
The Nature Conservancy(米国)
http://nature.org/

エクアドル

51. ガラパゴス諸島の植物多様性保全事業
世界自然遺産第一号のガラパゴスで、固有植物と自然植生の環境保全のため、野性化したヤギや帰化植物をコントロールする方策を実施する。
実施団体
ガラパゴス・ダーウイン研究所(エクアドル)
http://www.darwinfoundation.org/

ブラジル

52. 環境センター建設事業(パライバ地域の環境保護強化)
「環境教育センター」施設を利用して住民への啓発、植林を実施、また南米諸国からの研修生を受け入れ環境教育を普及させる。
実施団体
オイスカ ブラジル(ブラジル)
http://www.oiscabrajil.org.br

ギニア

53. 霊長類保護を兼ねた熱帯雨林の再生
モロタ村は、商業伐採や焼畑で森は荒廃し、山を追われた霊長類が麓の農作物を荒し、住民による駆除で霊長類も個体数が減少している。霊長類の好む果樹を植栽し農作物の被害の軽減を図るとともに、本来の植生に近い混交林を再生する。
実施団体
サパ=西アフリカの人達を支援する会(日本)
http://www.jade.dti.ne.jp/‾supa/

ブルキナファソ

54. ブルキナファソ国サヘル地域における現地ローカル樹種及び伝統技術を用いた環境改善プロジェクト
ブルキナファソはサヘル地域の南端で、雨量の減少、人口増、収奪的農畜産業などのため、植生の減少、農産物の収量低下が顕著。在来樹種の保護育成と現地伝統農法により環境保全と地域の活性化を図る。
実施団体
緑のサヘル(日本)
http://www.jca.ax.apc.org/‾sahel/

マダカスカル

55. 住民参加によるボヒボーラ沿岸部森林の生物多様性保護
動植物の80%以上が固有種で、大部分が森林に生息。サイトのボヒポーラ森林は東海岸にあり、森林が失われつつある。植林地域の調査と植林、エコツーリズムなどにより持続可能な自然保護を目指す。
実施団体
Man and The Environment(マダカスカル)

その他

56. アジアのNGOの為の亜熱帯自然保護フィールド調査研修プログラムの開発
国際的な広がりをもつ亜熱帯の自然保護問題について沖縄をフィールドとし、自然保護のフィールド調査とその地理情報システムを利用した研修プログラムを開発、アジアのNGOを招聘して研修を実施する。
実施団体
LEADジャパンプログラム(日本)
http://readlead.sfc.keio.ac.jp/LEAD/
57. 東アジア諸国における環境教育関連組織のデータベース作成事業
東アジア各国の環境教育に関わるNGOのデータベースを構築し、共有化することにより今後の環境教育の普及と環境問題の解決に寄与する。本年度はベトナム、インド、カンボジアおよびバングラディシュが対象。
実施団体
日本環境教育フォーラム(日本)
http://www.jeef.or.jp/
58. 北方四島・択捉島生態系に関する研究
北方四島は世界有数の生物多様性に富む。ここで海陸の環境調査を実施し、近年の密漁・密猟・乱獲により危機にある生態系の保全対策を立案する。
実施団体
北の海動物センター(日本)

日本

59. ニホンヤマネ保護のための総合的な研究
天然記念物で、レッドデータ・リストの準絶滅危惧種であるニホンヤマネの生育環境が危ぶまれている。その生態学的、行動学的研究を通じ、保護の具体策と森林保全策を提示し、森の環境教育にも応用する。
実施団体
ニホンヤマネ保護研究グループ(日本)
60. タンチョウの有害化学物質汚染の現状とその要因の調査
タンチョウの多くが家畜の排泄物置き場で採餌する。有害化学物質のタンチョウ体内への蓄積状況を把握するため、発信器を装着し、採餌場所を中心に行動を追跡、摂取の状況を調査し保護対策を立案する。
実施団体
タンチョウ保護調査連合(日本)
61. 阿寒国立公園阿寒湖等における生物多様性保全のための緊急調査
阿寒湖で北米産のウチダザリガニが爆発的に増加。同湖で生態学的調査を実施し、生態系の現状およびウチダザリガニが在来の生物や環境に及ぼす影響を解明し生物多様性を保護する方策を立案する。
実施団体
阿寒マリモ自然誌研究会(日本)
62. 北太平洋において最大の産卵場である屋久島のアカウミガメの保護
屋久島は北太平洋最大のアカウミガメの産卵場で、アオウミガメの日本での上陸北限地。ともに絶滅危惧種。砂浜の減少、環境の悪化の中で、遮光林の植樹・管理、生態調査を実施し、ウミガメの保護と環境保護の啓蒙を行う。
実施団体
屋久島うみがめ館(日本)
63. 国際ワークキャンプによる自然環境維持・復元ボランティア育成事業
富士山と知床の2ヶ所で、約1週間の国際ワークキャンプを開催。前者でバッコヤナギの植林による環境復元、後者で防風・防鹿柵や保護網の取り付け、苗木交換などの植林再生活動を実施する。
実施団体
日本ナショナル・トラスト協会(日本)
64. 西表国立公園におけるウミガメ類の上陸・産卵状況の調査
混獲、卵の盗掘、海洋環境の悪化などの見られる西表国立公園にて、ウミガメ類個体群の保全を策定するため標識・発信機による追跡、上陸・産卵数などの調査を実施する。
実施団体
海中公園センター(八重山海中公園研究所)(日本)
65. 一木一石運動促進啓発事業
大山の頂上は年間10万人にも及ぶ登山者のため植生の後退が激しい。これまでの植生復元活動の成果をまとめて今後の復元活動に役立て、冊子や標識、宣伝物により協力意識の高揚を図る。
実施団体
大山の頂上を保護する会(日本)
66. 富士山麓小田貫湿原の保全活動
富士山地域で唯一の湿原植生であるが、流入する水の減少、森林伐採などにより乾燥化が進んでいる。湿地の保全を図るため、進入した潅木、外来種の除去、防護柵の設置、植生調査などを実施する。
実施団体
富士宮自然観察の会(日本)
67. 阿蘇町北外輪地域の自然環境調査と希少動植物の保護育成およびより豊な自然環境形成行動基本計画の策定
阿蘇地域は九州の水がめと呼ばれているが、荒廃が進んでいる。自然資源調査とそれを元にした環境保全活動プログラムを策定する。
実施団体
阿蘇グリーンストック(日本)
68. ニホンカモシカを中心とした野生動物保護のための教育プログラムの開発
大朝日岳東部の朝日川流域一帯における野生動物の生態調査、保護活動の豊富なデータを参考に教育プログラムを開発する。
実施団体
日本ネイチャーゲーム協会(日本)
69. エゾシカ猟用銃弾によるワシ類の鉛中毒調査
北海道東部の可能猟区ではオオワシやオジロウワシが鉛有毒死する例が急増。捕獲調査による体内鉛濃度の測定、個体群全体の鉛汚染状況の把握、防止策の作成などを行う。
実施団体
北海道野生生物保護公社(日本)
70. 西表国立公園における渡り鳥調査
アジサシ類の繁殖地かつ、サシバの渡来地である西表島での渡り鳥の調査。
実施団体
西表国立公園パークボランティア連絡会(日本)
71. 奥多摩における移入植物の分布と来訪者による持込に関する実態調査
奥多摩では裸地化と移入植物の進入が顕著。自然公園の利用と保全を両立させるのための方策を考え、提案する。
実施団体
みずとみどり研究会(日本)
72. 里山の生物多様性保全方策の検討
狭山丘陵全域の地形調査及び植生調査を通して、独自の生態系、生物多様性を有する里山の現況調査と効果的な保全の方策を考察し関係部署に提案する。
実施団体
トトロのふるさと財団(日本)
73. トキの野生復帰に向けた棚田・里山・水辺環境のモデル構築および地域環境教育
トキ放鳥予定地域内の放棄棚田・里山・水路の生物多様性を目的としたビオトープモデル構築作業、モニタリング、住民に対する公開講座の実施を通して佐渡島の里山の環境の復元を図る。
実施団体
新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター(日本)