支援プロジェクト2005
(注:枠内は実施団体)
インドネシア
- 1. インドネシア・東カリマンタン州のオランウータンの保護・調査プロジェクト
- オランウータンは近年急速にその分布域を狭めている。生息地であるクタイ国立公園内で、野生オランウータンの社会・生態学的研究を続けるとともに、違法伐採や密猟のパトロールを行い、クタイ県北部石灰岩森林帯の動植物の総合的調査を行う。
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日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会/日本
http://orangutan.infoseek.livedoor.com/
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日本・インドネシア・オランウータン保護調査委員会/日本
- 2. 自然資源の共同管理を基礎とする持続可能な生計支援
- 西ジャワ州は熱帯林や希少生物種の宝庫であるが、近年、乱開発により資源が損なわれてきている。農民支援ネットワークを通じて得られた課題の改善に取り組む。また集落住民による問題分析を基に状況改善のためのプログラムを作成する。
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(社)日本環境教育フォーラム/日本
http://www.jeef.or.jp/
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(社)日本環境教育フォーラム/日本
- 3. インドネシア・ランプン州セガマ・クチル島における絶滅に瀕したタイマイの保護活動
- スマトラ島の東30kmに位置するセガマ・クチル島はタイマイが年間約200巣産卵しているが、漁師にすべて採取されるなど絶滅が危惧されている。監視小屋と監視人による保護システム構築により、上陸数・産卵数のモニタリング、卵の孵化、標識調査の実施や若手研究者の養成に努める。
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インドネシアウミガメ研究センター/インドネシア
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インドネシアウミガメ研究センター/インドネシア
- 4. コモド国立公園での経験を生かしたフローレス海およびバンダ海のエコリージョンにおける海洋保護区内の優先的地点でのネットワークの形成
- フローレス海やバンダ海のサンゴ礁は卓越しているが、破壊的な漁法などによる脅威にさらされている。ワカトビ国立公園で管理計画の作成、モニタリングと監視の実施、資源の持続可能な利用の検討を行い、ラジャンパット諸島で保全活動のパートナー選定、海洋保護区ネットワークの構築などを実施する。
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The Nature Conservancy, Indonesia, Southeast Asia Center for Marine Protected Areas/インドネシア
http://nature.org/
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The Nature Conservancy, Indonesia, Southeast Asia Center for Marine Protected Areas/インドネシア
- 5. インドネシア熱帯林の持続可能な利用のための木材取引における法執行支援プロジェクト
- インドネシアの熱帯林は世界の10%を占めるが、毎年、その1%が破壊され、違法伐採も多い。違法伐採の原因は法執行の弱さ、関係者の情報不足にある。インドネシアの関係職員に対し法執行のための訓練、日本の税関職員に対し支援と協力を求め、ワークショップを開催する。
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トラフィックイーストアジアジャパン/日本
http://www.trafficj.org/
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トラフィックイーストアジアジャパン/日本
タイ
- 6. 生態調査、住民の経験知と協調的な管理の連携による大型哺乳類の保護
- Kuiburi国立公園には手つかずの広大な森があり、多様な大型哺乳動物が生息している。しかし狩猟や商業的農業のために脅威を受けている。動物たちの生態調査・研究を行い、フィールド訓練やワークショップなど住民を巻き込んだ、持続可能な保護対策を推進していく。
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World Wide Fund for Nature-Thailand Program Office/タイ
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World Wide Fund for Nature-Thailand Program Office/タイ
- 7. タイ国におけるスズ等の採掘がもたらしたヒ素その他重金属汚染による河口・海岸域までの環境修復と改善活動
- マレー半島山間部ではスズ採掘のための森林伐採、採掘跡地の放置、鉱石加工用水の垂れ流しなどにより、生態系の悪化、生活環境の危機的状況が問題となっている。過去2年に及ぶ水浄化プラントの稼動や汚染の実態調査により、一部地域の環境修復が進んでおり、さらに範囲拡大して取り組む。
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(社)国際海洋科学技術協会/日本
http://homepage3.nifty.com/JIMSTEF/
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(社)国際海洋科学技術協会/日本
- 8. タイ・ナコンシタマラート地区「緑の絨毯作戦」第二期計画
- タイのマングローブ林はエビ養殖池への転換のための伐採などで、この30年間に半減。03年度より第2期再生計画を開始し、年間100ha規模の植林を実施し、第1期計画分の保育事業、事業効果測定調査および二酸化炭素吸収実証調査を行う。
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マングローブ植林大作戦連絡協議会/日本
http://www.alles.or.jp/‾mangrove/
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マングローブ植林大作戦連絡協議会/日本
- 9. タイ北部高原地域における子どもたちへの環境教育
- ランプーン県での環境教育センター立ち上げの教訓に基づき、チェンマイの北西150kmの山間にあるMaeDaed、ChaemLuangおよびWatChan地区で、子どもたちへの環境教育として、原住民の伝統的な知識の復活や自然資源管理に力点を置いた取り組みを進める。
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Raks Thai Foundation/タイ
http://www.carethai.org/
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Raks Thai Foundation/タイ
フィリピン
- 10. 熱帯林住民に対する椰子殻炭を用いた植林事業
- ケソン州インファンタを流れるリアル川の水源林は乱伐、災害などにより荒廃し、森の住民の生活は極端に疲弊している。5カ年計画で植林を実施し、本年度はインファンタ開発協議会と協働で、30haに施肥方式により6000本の補植植林を行う。
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(特)観照ボランティア協会/日本
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(特)観照ボランティア協会/日本
ベトナム
- 11. ベトナム・ソンラ省での生物多様性調査とアグロフォレストリーによる生活環境改善プログラム
- サイ少数民族の風土が残るソンラ省モックチャウ地区では、無秩序な伐採で土壌浸食や水質汚濁が問題となっている。この地区の文化や習慣を尊重して住民参加によるアグロフォレストリーの指導、傾斜地農業、水質浄化などを指導する。
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(特)ICA文化事業協会/日本
http://www.icajapan.org/
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(特)ICA文化事業協会/日本
- 12. ベトナム北西部山岳地域住民参加型農村開発・環境保全事業
- ベトナムは70年代から行われた大規模な商業伐採により、森林面積は29%まで低下した。ホアビン省タンラック郡マンドゥックで、ワークショップや植林活動、持続的農法の普及などを通じ、住民の自然環境への理解を高め、自然資源を保全、持続させていく。
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(特)日本国際ボランティアセンター/日本
http://www.ngo-jvc.net/
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(特)日本国際ボランティアセンター/日本
- 13. 絶滅の危惧にさらされているベトナムのジュゴン保全計画
- フーコック群島はベトナムにおける海洋生物多様性のホットスポットであり、重要なジュゴン生息地となっている。データ蓄積、環境教育など昨年のワークショップで作られた行動計画を実行することでジュゴンや海草の保全を目指す。
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WWF Indochina-Vietnam Programme/ベトナム
http://www.wwfindochina.org/
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WWF Indochina-Vietnam Programme/ベトナム
カンボジア
- 14. 中央カルダモン森林保護区における自然資源の共同管理に向けた地域組織の強化
- カルダモン山脈の中心部は実質的な開発の手を逃れた原生森林地域で、02年に中央カルダモン森林保護区が設立された。同区におけるコミューン自然資源管理委員会の能力向上、密猟に対する法執行チームの活動強化、コミュニティ・レンジャー・プログラムなどを行う。
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Conservation International/Cambodia/カンボジア
http://www.conservation.or.jp/
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Conservation International/Cambodia/カンボジア
- 15. カンボジアにおける学校と環境のプロジェクト
- キリロム国立公園周辺の3地区24の学校が対象である。同地区は、森林伐採、違法な狩猟や生息地の減少による希少野生生物の減少、ごみ問題など広範囲な環境問題に直面している。子どもたちに学校エコクラブの設立など通じ、環境教育の実施に努める。
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ムルップバイトン/カンボジア
http://www.mlup.org/
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ムルップバイトン/カンボジア
マレーシア
- 16. ボルネオ島サバ州Ulu Tungud高地ヒース林における生物多様性の保全
- 現地の土壌はリン、カリウムに欠け、マグネシウム、クロム等が集積する超塩基性で、植物の生育が悪く低木ヒース林が形成される。ヒース林保護と生物多様性の調査を行い、収入源となる薬用植物や菌類等非木材産品を調べ住民配慮の管理体系を整える。
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Global Environment Center/マレーシア
http://www.gecnet.info/
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Global Environment Center/マレーシア
- 17. マレーシアにおける熱帯林再生・植林プロジェクト
- ボルネオ島ビンツル地区は熱帯雨林域に属するが、焼畑や伐採、プランテーションによって急速に森林と生物多様性が失われている。本来存在すべき熱帯雨林の構成種や随伴種群を調査選定し、その選定種を試験植栽して森の再生を進める。
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(財)国際生態学センター/日本
http://www.jise.or.jp/
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(財)国際生態学センター/日本
- 18. マレーシア・サラワク州における熱帯雨林再生のための植林活動
- ボルネオ島北部のサラワク州は、伐採や森林火災による熱帯林破壊など環境悪化が強く懸念されている。同州のサマラハン管区セリアン地区アペン保護林において、30haの植林・育林、複合森林導入の試験的実施、ならびに環境教育、生活環境調査などを実施する。
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(社)日本マレーシア協会/日本
http://www.jma-wawasan.com/
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(社)日本マレーシア協会/日本
ラオス
- 19. 環境番組の制作と環境教育への利用
- ラオスでは、経済開発などのために川や森などの資源劣化が見られ、環境問題と持続的な自然資源管理に重点を置いた情報収集は緊急の課題である。地元テレビ局を通じた環境番組を制作し、その放映とビデオ化により環境教育機関に情報を提供する。
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(特)メコン・ウォッチ/日本
http://www.mekongwatch.org/
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(特)メコン・ウォッチ/日本
- 20. ラオス・カムアン県における共有林保全と地域社会の自立を目指した総合村落開発プロジェクト
- カムアン県は森林の商業伐採、ユーカリの一斉造林、石膏や石灰岩の採掘および農薬や化学肥料の投与による自然破壊と農民の貧困化が進行している。村人による共有林保全活動の支援、浅井戸の補修・掘削・自家用家庭菜園づくりなどの村落開発事業を実施するほか、アドボカシーネットワーク活動を展開する。
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(特)日本国際ボランティアセンター/日本
http://www.ngo-jvc.net/
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(特)日本国際ボランティアセンター/日本
中国
- 21. 中国河北省豊寧県における植林・砂漠化防止事業
- 豊寧県は河北省の北部、北京から188kmの距離にある。降雨は6〜9月に集中し、冬と春に旱魃が起こりやすく、年間降雨量は470mm。過放牧などによる環境破壊もあり、草原の砂漠化が進行中。8haに1万本の植林を実施し、農民に対し環境保護のための研修、子どもに対し環境保護教育を実施する。
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中国国際民間組織合作促進会/中国
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中国国際民間組織合作促進会/中国
- 22. 呼倫貝爾地域植林プロジェクト事業
- 呼倫貝爾(ホロンバイル)市は内蒙古自治区の最北端にあり、草原退化、土壌流失などにより生態環境は悪化、森林率は9%となっている。植林活動と環境教育を継続し、その改善に努める。本年度は70haの植林を行い、併せて適地・適木や活着率向上などの研究をする。
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(特)呼倫貝爾地域緑化推進協力会/日本
http://www2.u-netsurf.ne.jp/‾s-juku/
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(特)呼倫貝爾地域緑化推進協力会/日本
- 23. 中国大同市における多様性のある森林再生のモデルづくり
- 中国の黄土高原は土壌浸食と砂漠化が進行し,地下水まで枯渇するなど北京の水源として緑化の必要性が高まっている。大同県南部で600haの土地の50年間使用権確保により、生態系に合致した森林再生、自然林から採取、育苗した落葉広葉樹の試験的植栽などの活動を推進する。
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(特)緑の地球ネットワーク/日本
http://homepage3.nifty.com/gentree/
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(特)緑の地球ネットワーク/日本
パキスタン
- 24. パキスタン北部高地の固有植物遺伝資源の地域社会に立脚した保全
- パキスタン北部は植物遺伝資源、特に薬用植物の宝庫であるが、乱獲による枯渇が懸念されている。過去3カ年の活動で現地に栽培化と採取法改善、市場対応を通じた薬用植物の持続的保全を進める体制を構築した。同様の事業を進める気運をつくり得たので、これまでの成果をフォローアップする。
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(特)海外植物遺伝資源活動支援つくば協議会/日本
http://www2u.biglobe.ne.jp/‾shigss/TASO2/
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(特)海外植物遺伝資源活動支援つくば協議会/日本
インド
- 25. Dudhwa 国立公園における生物多様性保全のための住民による自然資源管理
- Dudhwa 国立公園はヒマラヤ山麓にあり、トラ、チークなど希少な動植物が生息する。森林省と住民の協働関係で生物多様性保全委員会を設け自然資源管理の意識向上や持続的な生計を図るための方策を示す。
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Centre for Environment Education/インド
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Centre for Environment Education/インド
バングラデシュ
- 26. Sonadia 島の住民参加によるマングローブ林復元とウミガメの持続的な保全活動
- ベンガル湾に面したSonadia島の砂丘地帯は、マングローブ林が生育するほかウミガメの繁殖地として貴重だが、違法伐採や燃料採取、エビ養殖で生態系が脅かされている。マングローブ植林を行い、ウミガメ繁殖地の保護活動を住民参加も得て推進する。
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Bangladesh POUSH/バングラデシュ
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Bangladesh POUSH/バングラデシュ
- 27. Tanguar Haorにおける野生生物多様性の保全(第3期)
- Tanguar Haorはラムサール条約登録湿地で絶滅危惧種の水鳥などが生息しているが、環境の悪化、乱獲などにより大幅に数を減らしている。学生やボランティアなどに環境教育を行い、『世界湿地デー』を実施、意識を高め、生物多様性に関する管理能力を向上させる。
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Nature Conservation Management/バングラデシュ
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Nature Conservation Management/バングラデシュ
セーシェル
- 28. セーシェル共和国のサンゴ礁における海洋性移入種の調査
- セーシェル諸島は98年のエルニーニョにより90%のサンゴが死滅した。このようなサンゴ礁の生息域は移入種の侵入を受けやすいと考えられ、適切なケース・スタディのサイトである。海洋性移入種を特定化し、港湾やサンゴ礁への侵入をモニターするため、西インド洋分類学ワークショップを開催する。
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IUCN-HQ/スイス
http://www.iucn.org/themes/marine/
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IUCN-HQ/スイス
ネパール
- 29. ネパール・バルワ村のコミュニティーフォレスト指導事業
- カトマンズの北東約15kmに位置するバルワ村は、長年にわたる森林伐採により、森林の減少が著しく、人家近辺で崩落が多々見られる。現地での指導や担当者の招聘を通じ、熊野地方の伝統的な森林文化を伝えるとともに、人材育成等に貢献する。
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熊野森林文化国際交流会/日本
http://www1.ocn.ne.jp/‾kifajap/
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熊野森林文化国際交流会/日本
ブータン
- 30. 自然クラブを基盤とする80の学校に対する環境教育支援
- ブータンには環境教育を行う正式な組織がないため、厚生教育省と協力して全国80の小中学校、教育センター等に自然クラブを設け、環境的、経済的、文化的に考えることができる人材を育てる。
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Royal Society for Protection of Nature/ブータン
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Royal Society for Protection of Nature/ブータン
ロシア
- 31. ビギン川森林地帯の住民と行う流域保全活動
- ビギン川流域には広大な森林が残っており、アムールトラなど希少種、絶滅危惧種が多数生息している。しかし密猟、不法伐採などが生態系に悪影響を及ぼしている。環境教育や監視活動、エコツーリズムの基盤づくりなどを実施し、住民自身が生物多様性保全の担い手となっていくことを目指す。
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FoE Japan/日本
http://www.FoEJapan.org/
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FoE Japan/日本
- 32. 湿地環境の指標鳥・マガンの東アジア地域における個体数回復とその生息地保全活動
- マガンは豊かな湿地の指標鳥で、その個体回復は多様な水鳥にとって恩恵をもたらす。昨年標識を取り付けたペクルニイ湖湖沼群の個体の帰還率や繁殖状況、標識鳥の追跡調査を行う。新しくGPSによるマガンの生息環境地調査にも着手する。
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日本雁を保護する会/日本
http://www.jgoose.jp/
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日本雁を保護する会/日本
パラオ
- 33. Ngerdok 自然保護区の管理推進
- Ngerdokは州法に基づき制定された生物多様性豊かな 自然保護区である。州政府と協力して基礎的な調査や啓発普及のための冊子づくり、環境教育のための教材づくりを行う。
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Belau Cares, Inc./パラオ
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Belau Cares, Inc./パラオ
サモア
- 34. マングローブ生態系保全活動の推進
- ウポル島南部沿岸に広がる75haのマングローブ林が、04年に襲ったサイクロンで罹災した。マングローブ生態系に依存する住民のために植林を行うとともに、エコツーリズム導入による収入源確保で、不法伐採や水産資源の過剰採取を防止する。
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(特) 国際マングローブ生態系協会/日本
http://www.kaiyo-net.com/mangrove/
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(特) 国際マングローブ生態系協会/日本
エクアドル
- 35. ガラパゴス諸島エスパニョラ島の絶滅危惧固有種の救済復元計画
- ガラパゴス諸島は進化論発祥の地であり、動植物とも固有種に富んでいる。しかし人口の増加と帰化生物のため局所的に自然破壊が進行している。2年計画でエスパニョラ島を対象としてウチワサボテン、レコカルプス個体群の自然復元を進める。
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ガラパゴス・ダーウィン研究所/エクアドル
http://www.darwinfoundation.org/
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ガラパゴス・ダーウィン研究所/エクアドル
ギニア
- 36. 自然への回帰による人間と動物の新規共生を目指す「保護林の造成」活動
- ウオレア村はギニア首都コナクリより西北西130kmに位置する。面積は50km2、人口はわずか200人弱。熱帯林は皆無で、小潅木がところどころに群生しているに過ぎず、小動物の生息も見られない。約300年前、日本の「三富新田」で行われた事業をモデルに「森造り」の実施と深井戸を掘削する。
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(特)サパ=西アフリカの人達を支援する会/日本
http://supa.web.infoseek.co.jp/
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(特)サパ=西アフリカの人達を支援する会/日本
ブルキナファソ
- 37. ギニアとリベリア国境地帯Ziama-Northeast保護林における野生ゾウの回廊保全計画
- Ziama保護区は高度な生物多様性のエリアで80年に生物圏保護地として指定。アフリカのエコシステム形成上、野生ゾウは重要な存在だが、人口増と農地化、難民流入で危機に直面している。地元民の利益向上にもつながる長期の保全行動計画を策定する。
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IUCN-The World Conservation Union, Species Survival Commission's African Elephant Specialist Group/ブルキナファソ
http://www.iucn.org/afesg/
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IUCN-The World Conservation Union, Species Survival Commission's African Elephant Specialist Group/ブルキナファソ
マダガスカル
- 38. 事業の開発と森林再生によるマダガスカルのVohimana雨林の保全
- マダガスカルは生物多様性の豊かさと固有種の多いことで知られている。特に東海岸にあるVohibolaの森林は貴重で、急速に消滅しつつある草本類が残存している。ここで、緊急保全アプローチの設計、保全の必要性の訴求、周辺住民の保全活動への参加を主なテーマとする活動を展開する。
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Man and the Environment/マダガスカル
http://www.mate.mg/
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Man and the Environment/マダガスカル
ケニア
- 39. マサイマラ国立保護区における生物多様性確保のための環境保全プロジェクト
- ケニア南西部マサイマラ国立保護区は、野生動物の宝庫として知られ、観光客は年々増加している。一方、公園を利用する基盤となる道路が未整備で、無秩序に走行するサファリカーにより環境悪化が進んでいる。道路保全整備計画の策定のもと、植生回復と侵食防止、サファリドライバーへの研修、道路管理者への技術指導を行う。
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マラ・コンサーバンシー/ケニア
http://www.mpata.com/
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マラ・コンサーバンシー/ケニア
チャド
- 40. チャドの難民キャンプおよび周辺地域における環境保全プロジェクト
- チャド共和国東部地域では、スーダンからの難民流入により居住人口が2倍に膨れ上がり、森林資源を中心に生木の伐採や枝の完全切り落としなど環境破壊が進行している。地域環境の回復・保全活動として、苗木生産、植栽、植生保護区の設置および粘土製改良カマドの普及に努める。
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緑のサヘル/日本
http://www.jca.apc.org/‾sahel/
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緑のサヘル/日本
アジア
- 41. IUCNとの協働による東南アジア地域における外来種問題に関する知識の普及と啓蒙
- 国際貿易や人の移動により外来生物の侵入が深刻な問題となってきた。04年8月、「外来種リスクの評価と管理」に関する国際会議を開催したが、その結果を英語の出版物としてとりまとめ、さらに同出版物をテキストにベトナムにおいて国際会議を、また日本国内において報告会を開催する。
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生物多様性Japan/日本
http://www.bdnj.org/
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生物多様性Japan/日本
- 42. アジア湿地イニシャティブのラムサール条約第9回締約国会議(COP9)への貢献
- これまでに行ってきた「アジア湿地イニシアチブの構築」の経験と成果をラムサール条約第9回締約国会議に提供し、「チリカ宣言」として、湿地の保全と賢明な利用のために求められている活動指針を示す。
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ラムサールセンター/日本
http://homepage1.nifty.com/rcj/
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ラムサールセンター/日本
- 43. アジアにおけるIBA(鳥を指標とした重要自然環境)保全事業
- 8年に及ぶ調査活動でアジアにおいて2,239カ所のIBAを選定し、目録を発表した。今回、モンゴル、東チモール、ベトナムにおいてさらに情報を補充し、セミナーなどにより関係者への普及活動、保護計画の促進などを行う。
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バードライフ・アジア/日本
http://www.birdlife-asia.org/
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バードライフ・アジア/日本
日本
- 44. アジア途上国への自然保護に関するテレビ番組の配給とその現地語版制作支援事業
- 映像メディアは自然保護や生物多様性の尊重を訴える最も効果的な手段。しかし、途上国ではこれら映像の放映機会は極めて少ない。アジア各国のパートナー団体と協力し、無償で物語性のあるNHKの「生き物地球紀行」シリーズの放映を中国、フィリピン、カンボジアで実施。
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環境テレビトラスト日本委員会/日本
http://www.tve.org/
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環境テレビトラスト日本委員会/日本
- 45. 東アジア諸国における環境教育事業事例のデータベース作成およびワークショップ実施事業
- 東南アジア諸国では環境教育に関わるNGOが続々誕生しているが、どのような活動を行っているか十分には把握されていない。今年度は主にインド・カンボジア・バングラデシュ・ベトナムを対象に各団体の事業事例のデータベース化を行う。
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(社)日本環境教育フォーラム/日本
http://www.jeef.or.jp/
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(社)日本環境教育フォーラム/日本
- 46. 北方四島における生態系保全と一次産業の共生に関するモデル形成
- 北方四島は生物多様性に富み、生物生産性も高いが、近年の近代漁法の導入、密漁・乱獲・密猟により生態系の破壊が進んでいる。これまでの調査に加え、現地における補助調査を実施し、北方四島在住のロシア側研究者を招聘しつつ、生態系のまとめと保全計画の立案、提案を行う。
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(特)北の海の動物センタ−/日本
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(特)北の海の動物センタ−/日本
- 47. 北太平洋において最大の産卵場である屋久島のアカウミガメの保護
- 屋久島は北太平洋最大のアカウミガメの産卵場で、日本での上陸北限でもある。砂浜の減少、環境悪化が進み、かつ産卵場に観光客が容易に接近できることから、ウミガメの上陸・産卵、孵化して海に帰る行動に深刻な影響が出ている。遮光林の植樹、海浜の清掃、生態調査などを通じ、保護のための啓蒙を行う。
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(特)屋久島うみがめ館/日本
http://www.umigame-kan.org/
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(特)屋久島うみがめ館/日本
- 48. 富士北麓水域における生態系多様性に関する調査
- 富士山北麓の陸域生態系総合調査を30年ぶりに行ったが、引き続き北麓の水域において動植物や菌類など総合的な生物相調査を行う。種目録作成と水域生態系調査を進め、富士山の利用と保全のあり方を具体的に活用できる資料整備を行う。
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富士北麓生態系調査会/日本
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富士北麓生態系調査会/日本
- 49. 大阪府高安地域におけるニッポンバラタナゴの保護
- 大阪府八尾市高安地区は里地里山であり、400あまりの溜池が点在し絶滅危惧種のニッポンバラタナゴが生息している。近年、多くの溜池が放置されていることから、ヘドロを田畑に流せず、水質の富栄養化が進行し個体数は激減している。保護池の造成や水質浄化システムの整備を進める。
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(特)ニッポンバラタナゴ高安研究会/日本
http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpbva000/
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(特)ニッポンバラタナゴ高安研究会/日本
- 50. 日本産海藻・海草図鑑の作成とその利用を通じた沿岸生態系の理解の促進
- 沿岸生態系の主要な構成要素である海藻、海草類は環境変動をとらえる指標として重要である。伊豆半島をモデルケースとして、使いやすい生態図鑑を地域住民と協働して作成する。併せて観察会、おしば作成会などイベントを実施し、意識の向上を図る。
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(特)日本国際湿地保全連合/日本
http://www.wi-japan.com/
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(特)日本国際湿地保全連合/日本
- 51. ヤマネの総合的な研究から日本と世界のヤマネ保護、森林保全、環境教育の応用化へ
- ニホンヤマネは天然記念物で、レッドデータリストの準絶滅危惧種。欧州の多くの国でもヤマネは保護種に指定されている。自然林の破壊や道路開発がヤマネの生存を脅かしているので、その生息状況を調査し、多様性の保護と保護策の提案、環境教育の創造と実施を行い、世界の森林保全に貢献する。
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ニホンヤマネ保護研究グループ/日本
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ニホンヤマネ保護研究グループ/日本
- 52. トキの野生復帰に向けた棚田・里山・水辺環境のモデル構築および地域環境教育
- 佐渡ではトキの餌場や営巣地となる棚田・里山林が大幅に減少。棚田を復元して里山のメカニズムを調べ、特に冬季餌場の確保を目指す。現在、復元した棚田は60枚、07年までに120枚の棚田と薪炭林整備を行いトキ放鳥時に備える。
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新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター/日本
http://www.agr.niigata-u.ac.jp/
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新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター/日本
- 53. 佐渡トキ野生化支援プロジェクト
- 環境省佐渡トキ保護センターでは近い将来、トキ放鳥の期待が高まっている。しかし野生化への餌場となる田んぼの環境整備が進んでいない。「不耕起農法」を普及して、米作り農業とトキの餌場(ドジョウ、タニシなど)確保との両立を図る。
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(特)メダカのがっこう/日本
http://www.npomedaka.net/
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(特)メダカのがっこう/日本
- 54. ツシマヤマネコ保護プロジェクト
- ツシマヤマネコは対馬のみに生息。現在70〜90頭に激減した。環境省による飼育繁殖で20個体飼育されているが、交通事故や家猫との競合、ネコエイズウイルス等で危機にある。「ツシマヤマネコ119番」を開設し個体の救急治療と野生復帰を目指す。
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(特)どうぶつたちの病院/日本
http://yanbarukuina.jp/
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(特)どうぶつたちの病院/日本
- 55. 生き物豊かな福島潟自然学習園の創造と潟の環境保全・普及活動―継続事業
- 福島潟は天然記念物のオオヒシクイなど野鳥、水生植物の宝庫である。しかし家庭排水による水質悪化などにより貴重な生き物が減少しつつある。市民とともに自然学習園の維持管理、水質調査、地元の小・中学校への出前授業を行い環境保全、再生に努める。
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(特)ねっとわーく福島潟/日本
http://www5e.biglobe.ne.jp/‾hishikui/
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(特)ねっとわーく福島潟/日本
- 56. 森と湖と人と農をつなげる環境パートナーシップ・プロジェクト霞ヶ浦・北浦の外来魚駆除と流域農業の連携による生物多様性保全
- 霞ヶ浦・北浦地区では農林漁業・流域住民・NPOなどが参加して市民による「公共事業」を推進してきた。外来魚による生態系破壊は全国共通の課題で、外来魚の駆除で魚粉を肥・飼料化し農業利用や販売活動を通じて継続的駆除を推進。
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(特)アサザ基金/日本
http://www.kasumigaura.net/asaza/
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(特)アサザ基金/日本
- 57. 知床国立公園内外の地域文化に配慮したサスティナブルツーリズムの研究開発および情報提供事業
- 知床半島は世界遺産への動きが活発化する半面、自然保護地域に適さない開発などが進み、それに伴う観光客の増大が懸念されている。生物多様性保全の観点から観光客に適切な情報を提供し、エコツーリズムにかかわるガイドラインの作成を急ぎ、先住民族や地域文化に配慮した取り組みなどを行う。
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(特)知床ナチュラリスト協会/日本
http://www.shinra.or.jp/
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(特)知床ナチュラリスト協会/日本
- 58. 第2期伊豆自然体験学習場「子供の森」整備計画
- 静岡県修善寺町の虹の郷と呼ばれる景勝地で、主に都市で生まれ育ち、自然に触れる機会の少ない青少年を対象に、里山の自然に触れ、山林保全活動、自然観察、農業実習、水辺ビオトープの整備など、国内外の青少年の触れ合いの場作りを進める。
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(財)オイスカ未来開発伊豆自然塾/日本
http://www.oisca.org/
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(財)オイスカ未来開発伊豆自然塾/日本
- 59. 琵琶湖湖西域における自然資源管理と地域活性化を目的とした複合モデルの構築
- 大津市近郊の和邇川流域はかつては豊かな里山植生であったが、多くは放置され、産廃物などで荒れている。倒木の回収、植林、環境調査などの自然資源管理を行い、それらを通じて市民が生物多様性を体験する場として活用する。
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(社)日本国際民間協力会/日本
http://www.kyoto-nicco.org/
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(社)日本国際民間協力会/日本
- 60. 富士山の森再生活動
- 台風被害を受けた富士山国有林内のブナ帯地域には、一部自然林が残り、富士山特有の種が存在している。森づくり活動における地拵えや除伐を行って本来の自然林環境を再生する。また監視パトロールをして森林保全活動を行う。
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(特)富士山自然の森づくり/日本
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/4378/newpage13/newpage13.htm
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(特)富士山自然の森づくり/日本





