アジア太平洋地域や国内の自然保護プロジェクトを支援する事業


日本経団連自然保護基金/経団連自然保護協議会


株式会社 大林組

会員企業の自然保護活動
株式会社 大林組

URL: http://www.obayashi.co.jp/
窓口: 環境部企画課
住所: 東京都 港区 港南 2-15-2 品川インターシティB棟
電話: 03-5769-1002
FAX: 03-5769-1901
e-mail: oged@obayashi.co.jp

1.自然保護・生物多様性に関する経営理念・方針

「大林組環境方針」に基づき、自社の活動が生物多様性に与える影響を認識し、さまざまな事業活動を通じてその負荷の低減と生物多様性の保全に取り組みます。
2009年5月に「生物多様性に関する方針」を制定しました。
2011年2月に「Obayashi Green Vision 2050」を制定しました。「自然共生社会の実現」に貢献するため、バックキャスティングで事業活動に取組んでいます。

2.事業活動における生物多様性への取り組み
(自然環境に関する技術開発循環型社会への取り組みを含む)

生物多様性の保全

■ 建設現場での生態系保全の活動事例

建設工事に伴って環境を改変するときには、建設現場周辺に生息する絶滅危惧種などの貴重な動植物とその生息環境を保護することはもちろん、地域の歴史や文化、生活に根づいた身近な動植物を守ることも大切です。大林組では、研究開発・調査・設計などを通して、建設現場での生物多様性の保護に取組んでいます。

1.動物などへの配慮
希少猛禽類など
  • 営巣木への影響回避のため建設工事方法を変更
  • 繁殖期に配慮した工事スケジュールを計画・実施
  • 色・光・音などの刺激の低減対策を実施
  • 渡り鳥へ配慮して短いブームの建設機械を採用
魚類など
  • 河川内の建設工事で水質汚染防止用スクリーンを設置
  • 河川上の橋梁工事で工事排水落下防止設備を設置
  • 河川を遡上する水生生物が、障害物を越える魚道「らせん魚道」を開発・設置
  • 海や河川に放流する工事排水の水質管理を徹底
  • 内湾海水を自然の力で浄化できる「エコルム工法」を開発・実証実験
2.植物などへの配慮
■ 自然環境創造の事例
都市緑地の創造 なんばパークス(大阪府)

なんばパークスの屋上緑化は、民間として国内最大級です。大阪の風土林を参考に樹種選定され、鳥や昆虫が飛来する生態系ネットワークの拠点として計画されました。農薬を使わない管理、水場や湿地の整備などの管理の工夫により、人と生き物が共生する空間が実現されています。より良い都市緑地の創造にむけて、継続的に環境調査もおこなっています。


生態系の創造 みせるビオトープ(東京都)

大林組技術研究所に、「みせる」と「はぐくむ」をテーマにした2つのビオトープを整備しています。「みせる」は、生物を身近に感じられる場所として明るく開放的な池を整備、「はぐくむ」は、雑木林に隣接した樹陰の多い池として整備しました。それぞれの環境を好む生き物の誘致を目的としています。継続的に調査し、調査の成果を生態系の創造に役立てていきます。


■ 自然環境再生の事例
自然環境の再生 六花の森プロジェクト(北海道)

耕作放棄地を、地域固有の植物が生息する環境に再生した事例です。現地踏査により発見した河川跡を手掛かりに、せせらぎや池をつくり、多様な水辺環境をめざし緑化しました。地域固有の植物が復元し、小動物もおとずれています。


珊瑚礁の再生 足摺宇和海国立公園:竜串湾(高知県)

高知県の竜串海中公園地区で、珊瑚礁再生を目指した浚渫工事の事例です。西南豪雨災害により土砂が多量流入し、サンゴが減少しました。堆積泥土をホースで吸引して除去。卓上ミドリイシ群集が回復しつつあります。
(写真:竹葉秀三氏)


■ 自然環境保全の事例
キンランと雑木林の保全 技研雑木林のキンラン(東京都)

大林組技術研究所には国内絶滅危惧種のキンランが群生する約1.5ヘクタールの雑木林があります。1998年からキンラン保全に向け調査研究を継続的に実施しています。地元自然保護団体と観察会を実施するなど、地域社会と連携しながら生態系の保全・再生に努めています。
「生物多様性保全につながる企業のみどり100選」認定


3.社会貢献活動としての生物多様性への取り組み
(NGOや地域社会等との連携を含む)

4.環境教育への取り組み

5.その他