会員企業の自然保護活動
キヤノン株式会社
| URL: | http://canon.jp/ |
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| 窓口: | 渉外本部社会文化支援部 社会貢献推進室 |
| 住所: | 東京都大田区下丸子3-30-2 |
| 電話: | 03-3758-2111 |
| FAX: | 03-5482-5131 |
1.自然保護(環境)活動への取り組み姿勢
キヤノンの企業理念である「共生」は、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わずに、すべての人類が末永く共に生き、共に働いて、幸せに暮していける社会をめざしています。こうした社会はまさに「持続的な繁栄が可能な社会」であり、その実現に貢献するべく、企業としての成長・発展はもちろんのこと、地球環境・社会のサステナビリティの追求に取組んでいます。
■ キヤノングループ環境憲章- 企業理念「共生」
世界の繁栄と人類の幸福のために貢献すること。そのために企業の成長と発展を果たすこと。 - 環境保証理念
世界の繁栄と人類の幸福のため、資源生産性の最大化を追求し、 持続的発展が可能な社会の構築に貢献する。 - 環境保証基本方針
すべての企業活動、製品、およびサービスにおいて、環境と経済の一致をめざし(EQCD思想)、資源生産性の革新的な改善により、“環境負荷の少ない製品”を提供するとともに、人の健康と安全および自然環境を脅かす、反社会的行為を排除する。
2.NGOとの連携
自然保護活動を行う(財)世界自然保護基金ジャパン、(財)山階鳥類研究所、(財)日本野鳥の会、(財)尾瀬保護財団などを支援し、活動により適宜協働しています。
3.環境教育・ボランティア養成(社員)
キヤノンは、1989年から環境教育・啓発活動を本格化し、2004年から社員が自ら行動を省みる「Canon Ecology Person診断」を開始するなど、社員一人ひとりの自発性を重視した環境意識の向上を追及してきました。
2005年は、環境教育の体系・内容・仕組みを「必要な知識を、必要な人材に、必要な時期に提供する」という観点から見直し、重要な教育テーマや環境教育部門の機能、対象者に応じた教育目的・教育手段を明確化しています。
また、「e-learningによる環境教育のグローバル展開」の達成に向けて、2006年6月から二つのe-learningプログラムを開始しています。
その一つである「キヤノングローバル環境教育<自覚>プログラム」は、地球環境問題に関する正しい知識を深め、「キヤノンの統合EMSで定める自覚4項目(環境方針、環境側面、役割・責任、規程の手順)」と「グループの環境保証活動」への理解を深めるプログラムです。
もう一つの「営業・販売部門向け環境教育プログラム」は、営業・販売部門の社員を対象に、キヤノン製品の環境特性やグループの環境保証活動について学ぶプログラムです。
これら二つのプログラムを、日本語・英語・中国語圏で実施し、順次その他の言語圏へも展開していく予定です。
- キヤノン自然保護プログラム
社員とその家族を対象にしたプログラムです。都の自然保護員(都レンジャー)や日本野鳥の会、NPO団体の協力により、専門家と共に身近な森や公園を歩き、クリーンアップをしながら自然保護について学んでいます。

幹の太さを測定し、樹木による二酸化炭素吸収量を算出。
4.環境教育(外部)
- 環境出前授業
現在起きている地球環境問題を取り上げ、子どもたちが環境を守るためにできることを考えるきっかけをつくる環境教育プログラムです。また、3Rなどキヤノンの環境への取組みを紹介するほか、プリンターの解体を通してリサイクルの重要性を伝えます。

グリーン・コンシューマー度チェックでエコバックを紹介 - 小学生を対象に環境授業を開催
大分県に所在する大分キヤノンマテリアルでは、「水を大切にしよう!私たちにできる事は何だろう?」をテーマに会社周辺地域の小学生を対象に実験やクイズを盛り込みながら学習してもらう環境授業を開催しています。自分たちの身近な問題として環境について考えてもらうこと、大分キヤノンマテリアルの環境への取り組みについて紹介することを目的としています。
5.社有地等の活用・保全
- 海に排水を流さない画期的なクローズドシステムと「カニの森」
大分キヤノンマテリアルでは、キヤノングループで初めて「排水完全クローズドシステム」を導入しました。このシステムは、生産工程系/生活系/設備系の排水を別々に回収し、不純物を取り除いた後、再度工場にて利用するという、循環型の水資源リサイクルシステムです。このシステムの導入により、雨水以外の排水をすべて無くすとともに、処理の過程で発生する不純物を脱水・乾燥処理し、セメントの原材料として再利用することが可能になりました。
また、工場敷地造成時には原生樹を最大限に活用するとともに、当地域に生息している「弁慶ガニ」や「アカテガニ」がすむための森(通称「かにの森」)をつくるなど、周囲の自然に溶け込んだ環境づくりを行っています。

カニの森。カニが住みやすいように自然のままの状態にしている。
6.植林・育林などの森作り活動
- 三峰千年の森
キヤノン電子では、秩父市三峰山頂の境内山林地に石楠花千百本を植栽し、「三峰千年の森」を支援しています。この事業は、埼玉県が次世代に健全な森林を引き継ぐために推進している森づくりです。 - 森づくりのボランティア体験
埼玉県に所在するキヤノン電子では、新入社員研修の一環として、秩父郡横瀬町芦ヶ久保の社団法人埼玉県農林公社の営林地において間伐作業を行っています。社会貢献活動の一端を体験するとともに、キヤノン電子環境理念を肌で学び、環境保全の大切さを理解することを目的としています。
7.その他
海外グループ会社の活動
- キヤノン・エンヴァイロソン
アメリカでは、北米最大の環境科学コンテスト「キヤノン・エンヴァイロソン」のスポンサーを務めています。1979年に始まったこのコンテストは、高校生たちに自然環境への関心を持ってもらい、さらには自然保護活動への参加を促すことを目的としています。環境に関する知識を5人一組のチーム同士で競い合うもので、毎年米国とカナダから50万人以上の高校生やボランティアが参加しています。 - WWFコンサベーションパートナー
ヨーロッパでは、1998年にキヤノンヨーロッパが企業ではじめてWWFコンサベーションパートナーとなり、以来継続して支援をしています。その一環として、野生動物などの貴重な記録がすぐれたデジタル映像で16,000以上ストックされているWWFグローバルネットワークの写真データベースの運営に協力しています。 - 中国野生動物撮影キャンプを支援
中国では、自然と野生動物保護のための撮影研修・機材提供プログラム「中国野生動物撮影キャンプ」を支援。あわせて、専門機材を貸し出すことで野生動物保護の活動家や研究者、写真家を支援しています。自然や動物の現状を最新映像でアピールすることで、 社会の関心を高め、野生動物の保護や研究活動の促進につなげることをめざしています。





