会員企業の自然保護活動
三井物産株式会社
| URL: | http://www.mitsui.co.jp/ |
|---|---|
| 窓口: | 地球環境室 |
| 住所: | 東京都千代田区大手町1−2−1 |
| 電話: | 03-3285-7688 |
| FAX: | 03-3285-9030 |
| e-mail: | EMS_TKVCE@mitsui.com |
1.自然保護(環境)活動への取り組み姿勢
三井物産は良き企業市民として、地球環境保全への積極的な対応を経営上の最重要課題の一つとして位置付け、経済活動と地球環境保全の調和を目指す「持続可能な発展」の実現に向けて最大限努力しています。
自然保護に関しては、公的機関、産業界、地域社会などと協力して、当社にふさわしい地球環境保全活動を行う方針です。
2.NGOとの連携
「日本野鳥の会」、「オイスカ」、「地球こどもクラブ」、「WBCSD」などに加入しています。また、2005年に設立した「三井物産環境基金」の助成を通じて、国内外のさまざまなNPO・NGOと連携しています。(三井物産環境基金ホームページ:http://www.mitsui.co.jp/csr/fund/)
3.環境教育・ボランティア養成(社員)
当社は、北海道から九州まで22都道府県73か所に社有林を所有しており、その面積は日本全体の国土面積のおよそ0.1%にあたる約4万4千ヘクタール(東京23区の約70%に相当)です。今後、三井物産の社有林をさまざまな角度から積極的に活用していきますが、その一つとして2007年3月・4月に千葉県・亀山社有林で社員とその家族を対象とした森林環境教育プログラムを実施しました。プログラムは間伐体験(ノコギリを手に樹齢45年程度のスギ・ヒノキを間伐)および自然観察(社有林内を散策しながら、普段意識することの少ない動植物の生態系について専門家による解説を受ける)から構成されており、当社社員の環境への正しい認識や、当社の社会的責任への意識を醸成するといった、自らの「気付き」を体感する場となりました。また、2007年8月に尾瀬国立公園にその一部が編入された福島県の田代社有林や、北海道の似湾、沙流社有林にも活動フィールドを広げながら、今後も継続的に実施していく予定です。
三井物産環境基金では、助成団体の活動に当社社員や家族がボランティアとして参画するプログラムを実施しています。2007年度は、当基金の助成先であるNPO法人アサザ基金と協働で、茨城県牛久市の荒廃した谷津田と周辺の生態系を、米作りなどを通じて再生するボランティア活動を実施しました。このほか、2006年度に引き続き、NPO法人富士山クラブと協働で、富士山麓における清掃活動を2007年7月と11月に行いました。
4.環境教育(外部)
千代田区および千代田区教育委員会の後援を得て、2007年8月に第6回目となる東京都千代田区の小学生を対象とした森林体験教室「森と自然とふれあおう!」を新潟県・南葉社有林で開催しました。当社近隣の小学生児童に森林で自然環境と触れ合う機会を提供することを目的に、社員が主体的に本プログラムを企画し、当日の運営にも取り組みました。また、10月には第7回目として福島県・田代社有林へとその活動の場を移し、広く一般の親子を対象に森林体験教室を実施し、尾瀬国立公園に編入された田代山の山頂の貴重な高層湿原の生態系について学ぶ機会を提供しました。
5.社有地等の活用・保全
日本は国土の約7割が森林であり、その森林は適切に整備をすることにより多様かつ多大なる公益的機能を創出します。当社では、社有林を原則、長期に保有し、適切な維持・管理を行いながら、さらに森林環境教育などへの積極的な活用を推進するとともに、環境関連ビジネスへの活用を検討していくことを基本方針としています。2006年12月にはSGEC森林認証を全社有林一括で取得、生物多様性の保全に配慮した森林管理についても取り組んでいます。
6.植林・育林などの森作り活動
当社の社有林を維持管理するために100%子会社である三井物産フォレスト(株)および同社100%子会社の物林緑化(株)の総勢約60名が、森林の持つ多様な公益的機能の発揮に向け適切な整備を継続的に実施しています。社有林は人工林・天然林によって構成、5つに区分されており、いずれも目的別に適切な管理が行われています。また、天然林のうち未立木地・疎林地では地表の掻き起こしや刈り出しを行い、発芽の促進・稚樹の生育促進を行うことで林分内容の充実を図っています。
さらに三井物産環境基金では、NPO・NGOによる日本国内での森林保全活動や、中国、フィリピン、トルコなど海外における植林や砂漠化防止の活動を支援しています。
(社有林の区分)
- 人工林
- a) 循環施業地:約8,500ヘクタール
- 再生可能な天然資源として伐採−新植−保育−伐採を繰り返す林地
- b) 天然林状態への誘導地:約9,100ヘクタール
- 間伐を繰り返して伐跡への広葉樹の更新を促し針/広混交林を目指す林地
- 天然林
- c) 天然林育生地:約1,400ヘクタール
- 有用な樹木が自生し天然更新が可能で、樹木の発芽・育成を促す保育を実施する林地
- d) 特異な天然林:約500ヘクタール
- 次世代に残すべきと思慮される自然環境を有し、極力自然に任せて保護する林地
- e) その他の天然林:約24,500ヘクタール





