2009年度第4回企画部会
場所:経団連会館
生物多様性条約をめぐる最新情報について
IUCN(国際自然保護連合)日本プロジェクトオフィス シニア・プロジェクトオフィサーの古田尚也氏より「生物多様性条約COP10に向けた最近の動向」と題して講演を頂いた。その中で、ABS(遺伝資源へのアクセスと便益の衡平な配分)に関する国際枠組みといった企業に関連するアジェンダ、条約の実施体制、最重要議題とされるポスト2010年目標とそれに対する日本政府案の概要、さらに「生態系と生物多様性の経済学:(TEEB: The Economics of Ecosystem & Biodiversity)の最終構成などが紹介された。
自然保護協議会のCOP10に向けた活動経緯と今後の方向性等について
愛知県名古屋市で開催予定の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)開催の年にあたる2010年の自然保護協議会の活動に関する方向性が示された。この中で、2010年は国連の定める「国際生物多様性年」であること、3月の「日本経団連生物多様性宣言」公表後の会員企業へのフォローアップアンケートの実施、生物多様性セミナーを2月(東京)と3月(名古屋)で開催、2010年度自然保護協議会総会と総会記念シンポジウム開催について、COP10における自然保護協議会の活動予定について、などが説明された。
「日本経団連生物多様性宣言」の定着・活用方策について
「日本経団連生物多様性宣言」の定着・活用方策の一つとして、「日本経団連生物多様性宣言推進パートナーズ」への参加のお願いが、11月26日に日本経団連会員企業へ発信されたことと、その内容についての説明が行われた。参加要件としては、「日本経団連生物多様性宣言」の趣旨に賛同し、宣言・行動指針に則った事業活動を率先して実践する(意思のある企業であること、賛同企業については、日本経団連ホームページ上で社名紹介されることなどが説明された。
2009年度海外視察ミッションの結果について
2009年度タイ・フィリピン自然保護プロジェクト視察ミッションの結果について報告がされた。その中では、タイのアピシット首相への表敬訪問の様子の他、タイ湾沿岸での渡り鳥のモニタリング活動や環境教育、そしてフィリピンのミンドロ島農村部における環境教育を通じた自然保護意識啓発活動の視察の模様などが報告された。
MSC認証について
海洋管理協議会日本事務所より来賓を迎えて、MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)認証制度についての説明をお聞きし、参加者との意見交換を行った。





