第9回NGO活動成果報告会
2004年4月13日開催
北の海の動物センターの小林万里さんが「北方四島の生態系に関する研究」について報告


エクスカーションの風景北方四島において99年から03年まで海洋調査、02年から03年まで陸上調査を実施(04年においては一次生産の実態調査計画)。毎年、現地調査を実施し基礎データを集めるとともに、啓蒙普及活動として現地での交流集会・エクスカーション、国内での報告集会あるいはシンポジウムを開催してきた。2003年度は啓蒙のため日露両語併記の写真集「北の海の生きものたち」を発行した。- これまでの調査の結果、北方四島は生物生産性・種の多様性が高く、原生的な生態系が維持されてきたことが明らかになった。しかし近年、密漁・密猟が盛んで、資源保全が最重要な課題である。資源の状態を正確に把握し、日露両国民の資源保全への関心を高めると同時に返還後の政策を打ち立てておく必要がある。
- 北の海の動物センターは実質3人で運営。北方四島の調査時には多くの研究者に手弁当で参加してもらっている。助成・支援の多くは事業費向けで、そのほとんどが船舶の借損料に消え、管理費・人件費が不足している。北方四島事業の他に、北海道の海生哺乳類の調査研究も実施。






