第10回NGO活動成果報告会
2004年5月21日開催
国際湿地保全連合日本委員会からの「生物多様性保全のためのベトナム産海藻図鑑(生態、標本、利用)の作成」について報告
- 国際湿地保全連合はラムサール条約の事務局として設立され、現在ではその科学的部分をサポートする団体として幅広い生態系をカバーしている。
かつて、ベトナム南中部の沿岸には、海藻類が多く生息していました。しかし、沿岸の埋立てや土砂の流入により藻場は減少し、また海藻は化粧品や薬品の材料として使われ、最近になって利用が拡大している。そのため海藻資源が減少しているにも関わらず、海藻相の調査は殆ど行われていないことから、まず種を識別することが大切であり、図鑑の作成は急務。 - 本プロジェクトはベトナムで生息している海藻を調査し、その図鑑を作成することを目標としている。ニャチャン、コンダオの2ヶ所において海藻の採取と写真撮影を日本人とベトナム人のチームで実施。海藻は魚や貝の産卵場所として重要で、サンゴ礁の減少にもつながり、海藻図鑑の活用で保護を図っていくことが重要になる。
- 緑藻類50種、褐藻類38種、紅藻類94種および海草類6種、合計188種をカバーした図鑑が完成。
(写真提供:国際湿地保全連合日本委員会)





