第22回NGO活動成果報告会
2005年10月13日開催
緑のサヘルからの「チャド難民キャンプおよび周辺地域における環境保全プロジェクト」について報告
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団体の活動理念は(1)緑を増やすこと、(2)現在ある緑を減らさないこと、(3)食糧の自給を目指すことである。
現地にて木は、食事の際や調理用に使用するたきぎ、家畜の飼料、医薬品代わりにもなる。それらを採取するための人口圧力による木の減少は生木の伐採を引き起こし、森林環境は荒れてきている。 - 緑のサヘルは2004年度からUNHCRとパートナー契約を結び、改良かまどの普及、苗木の育成、家畜の死骸処理などの活動を行っている。今年度は3箇所に育苗所を設置し、17種類の苗、48,000本を育成し、36,000本を配布した。また植栽を行うに際しては、家畜などからの食害を低減するために植生保護区を設定するなどの工夫を行っている。
- 燃料木の効率的な利用を促進するために、粘土や金属製のかまどの普及を計画したところ、粘土製のかまどは雨季の大雨で壊れてしまうことがわかり、ドラム缶などを活用した金属製かまどでの普及に力を入れることにした。10月までに2,178個を製作し、講習会を開くなどして普及に努めている。
キャンプ地という特殊立地とはいえ『生活』の視点から環境や農業等との長期的な支援も考慮する必要があると考えている。
(写真提供:緑のサヘル)





