第31回NGO活動成果報告会
2006年10月30日開催
インドネシアウミガメ研究センター・国際ウミガメ学会理事の菅沼弘行さんが「インドネシア、セガマ・クチル島におけるタイマイの保護」について報告
- 漁業による混獲、乱獲、地元の漁師による卵の採取などによって、1990年代からタイマイの個体数が急減している。そんな状況からタイマイを救う為、1997年にインドネシアウミガメ研究センターは設立されました。活動としては、上陸数や産卵数のモニタリング・監視による保護システムの構築・孵化後の調査・地元漁師からの卵の買い上げなどを行っている。
- 最近では、エコツーリズムとしてタイマイが産卵しに来る海岸一帯を清掃整備するなどして、ゴミや流木の撤去に励んでいます。この活動が海岸の環境改善につながり、タイマイの産卵地は徐々に拡大してきた。
- しかしながら、保護できているのは800巣で、ジャワ島全体で5000巣から8000巣あると言われています。それに、卵の買い上げだけでは継続が困難になってくるなど、まだ問題点は残されています。現在インドネシアの国と州レベルで意識の違いがある。卵の採取で生計を立てる地元漁師がいて、その管理は州レベルでは皆無である。今後国と州の意識レベルを統一して、全面的に法律で禁止することが望まれる。





