第40回NGO活動成果報告会
2007年7月13日開催
財団法人オイスカの田中氏、永石氏、大木氏の3名が「環境センターを中心とする環境教育の実施と森林保全」について報告
- オイスカは日本だけでなく、アジアを中心に海外でも、農業開発・環境保全・人材育成に取り組んでいる。タイでは5つの活動拠点をもち、その中の1つが、2006年度のKNCF支援事業の「オイスカ・ランプーン・アグロフォレストリーセンター」である。
- KNCFからの支援金によって、センターの設備が充実した(トラクター購入、貯水タンク・濾過器の設置、露天シャワー作りなど)。設備が充実したことにより、活動の効率や衛生面が向上し、またセンターにて行う環境研修キャンプ(45日間農林業環境研修プロジェクト、サマーキャンプなど、1日環境学習)では、より多くの生徒を一度に受け入れられるようになった。センターでは無農薬・有機農法による野菜果樹栽培や、苗木作り、家畜、牛糞を利用してのEM堆肥作りなども行っており、環境研修で訪れた生徒はそのノウハウを学び、学んだ技術は自校の活動で活かされている。
- センター内での活動だけでなく、スタッフ自らが近隣の学校を訪れて、植林活動支援、有機農業技術やハーブ薬用製品作りの指導なども行った。対象となった学校では「子供の森計画(CFP)」が展開され、大地に木を植えて緑を増やすだけでなく、「植林を通して子供達の心にも木が植えられた=自然環境への関心が芽生え始めた」ようである。しかし、問題はセンター内にも支援している学校にもある。センターの敷地近くの森林では頻繁に山火事が起こり、センター所有の森林もいつ被害に遭ってもおかしくない。支援している学校では、苗木が小さく弱い、自然災害の影響を受けやすい、校長先生や担当の先生が頻繁に変わるなどして活動に持続性がないなど、問題は深刻である。
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| (写真提供:(財)オイスカ) | |







