会長コメント/スピーチ 記者会見における会長発言  記者会見における米倉会長発言要旨

2014年1月14日
一般社団法人 日本経済団体連合会

【会長候補者の内定】

次期会長候補者に東レ株式会社の榊原定征代表取締役会長を内定した。

アベノミクスが功を奏し、景気回復が続いている。しかし、デフレからの脱却、経済再生は未だ道半ばである。強い日本を取り戻すためには、成長戦略をさらに加速し、経済の好循環を着実に実現していく必要がある。経済活動の担い手である経団連としては、世界に誇る技術力や人材力を梃子に、新しい成長や雇用の機会を、自ら先頭に立って、創り出していかなければならない。同時に、内政・外交両面にわたり、実効ある政策を立案し、世論の支持を得つつ政府をはじめ関係方面に働きかけ実現していくことが求められる。

この点、榊原会長は、人格識見、卓越した経営手腕、豊富な財界経験はもとより、科学技術とイノベーションを誰よりも重視する経営者であり、次期会長に最も相応しいということで本日の内定に至った。

今後は、5月7日の理事会を経て、6月3日の定時総会の選任をもって正式に就任する予定である。

以上