会長コメント/スピーチ 記者会見における会長発言  記者会見における榊原会長発言要旨

2014年7月7日
一般社団法人 日本経済団体連合会

【地球温暖化対策】

経団連は、かねてより自主行動計画・低炭素社会実行計画により地球温暖化対策に取り組んできた。わが国産業界は環境分野において、世界をリードする技術を有している。引き続き、技術を通じて、地球規模・長期の温暖化対策に一層の貢献を果たすため、経団連として、2030年目標の設定をはじめとする「低炭素社会実行計画フェーズII」に取り組むことを決定した。今後も主体的かつ積極的に温暖化対策に取り組み、世界最高水準の省エネ・CO2効率の維持・向上を目指していく。

【被災地復興】

7月9日に東北地方経済懇談会が開催されるが、前日の8日と9日に宮城県内を視察する。被災地における復興の様子をこの眼で見るとともに、直接、関係者から意見を聞くことで、今後の経済界としての復興に向けた活動や提言につなげていく。福島第一原発の事故に伴う風評被害対策についても、社員食堂での被災地産品の活用や企業マルシェといったこれまでの活動を強化すべく、会員企業に協力を要請していく。経団連の会合でも提供する食事に被災地産品を使ったメニューを増やしていく。震災から3年が経過し、風化が懸念される中、経団連としては、震災からの復興を最優先課題と位置づけて取り組んでいく。

以上