経済くりっぷ No.2 (2002年7月23日)

企業人政治フォーラム世論調査

頑張れ小泉、政治を変えろ

―企業人77%が小泉内閣支持


日本経団連の企業人政治フォーラム(Business people Political Forum:BPF、会長 荒木 浩氏)は、6月11日〜30日にかけて、BPF会員(主として日本経団連会員企業の役員・管理職)を対象に、構造改革の課題等についての世論調査を実施した。

 小泉内閣を「支持する」とした人は、前回調査(昨年7月)時の86%は下回ったものの、77%と依然として高水準を維持。「支持しない(18%)」を大きく上回った。

【これまでの企業人向け内閣支持率調査結果との比較】

 寄せられたコメントで特徴的なのは、小泉支持の理由として、「改革は急を要し他を探す余裕がない」、「可及的速やかに政治課題を処理しなくてはならない中で、総理・内閣が変わるべきでない」といった声が多かったことだ。これは、構造改革の実現のために必要なのは、「政局ではなく政策」との意識が企業人の間で強いことを示すものと言えよう。

【今回の調査集計結果(抜粋)】

 BPFでは、今年度中に1万人規模にまで会員を拡大し、アンケート等を通じて、企業の率直な声をより明確に訴えていくこととしている。

【調査方法】
BPF会員1,148人にFAX等でアンケートを送付。有効回答数は、382件。回答率は、33.3%。
調査集計結果(全文)は日本経団連ホームページをご参考下さい。
《担当:社会本部》

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