経済くりっぷ No.29 (2003年10月14日)
海外からの来訪者
9月19日(金)
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- 来訪者
- アサドッラー・ラザニ イランイスラム共和国クルディスタン州知事
- 日本経団連側応接者
- 永松常務理事ほか
- 発言要旨
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- クルディスタン州はイランの西部に位置し、150万人の人口と、金、大理石、原油など豊富な鉱物資源を有する。また、イラクと230kmに渡って国境を接している。
- 同州は、巨大な経済発展の可能性を秘めている。南部のバンダルイマームからパイプラインを敷設し、エチレン、ポリエチレンなどの石油化学工場を建設する計画がある。
- イラクと国境を接していることから、イラク復興ビジネスに関わる日本企業の基地として協力できると考えている。同州は、進出する日本企業に対して、2%の低利のローン、10年間の法人税減税、土地や電力インフラの無償提供などを実施する用意がある。
- イランでは、昨年、新外国投資法が発効し、外国企業の資本と利益をイラン政府が保証することとなった。ぜひ、日本企業にも積極的に進出してほしい。
- 担当
- 国際経済本部
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