日本ASEAN交流年2003

お知らせコーナー

交流年もあと2ヵ月となりました
−日本ASEAN交流年2003−[その10]



現在、本交流年の記念事業はすでに650件を越え、日本・ASEAN各国において活発な交流が行われています。外務省のホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/)において、記念事業カレンダーを掲載しておりますので、ぜひ覗いてみてください。

1.10月の主な記念事業

10月9〜10日、東京において日本国際問題研究所とシンガポール防衛戦略研究所の共催(外務省後援)による「日ASEAN安全保障シンポジウム2003」が開催され、ASEAN各国と日本から多数の有識者が参加し、大量破壊兵器、テロ等、アジア太平洋地域における安全保障上の問題解決のための協力や、将来におけるこの地域の安全保障協力の枠組み等に関して活発な議論が行われました。また、18日には横浜、21日には大阪で、東南アジアに広く伝わる古代叙事詩「ラーマーヤナ」をASEAN各国の著名な芸術家達の共同制作によって新たに再構成した舞踊が行われました。さらに、22日ならびに26日は、それぞれジャカルタ、バンコクにおいて、 J-ASEAN POPs コンサートが開催されました。

2.シンガポール国内で行われる事業

「世界のお巡りさんコンサート・イン・シンガポール」

10月はシンガポールの担当月となって次の主要事業がシンガポールにおいて実施されました。
たとえば「日本映画祭」では、小津安次郎生誕100周年を記念して同氏の作品を中心とする作品を上映し、約3,000人の観客を集めました。また、日本の警視庁および千葉県警の音楽隊とシンガポール警察音楽隊による合同コンサート「世界のお巡りさんコンサート・イン・シンガポール」は、迫力ある演奏と繊細な旋律を楽しむとともに、当地の高齢者や障害者のための施設からも多数の方を招き楽しんでいただくことができました。また、能・狂言・日本舞踊・郷土民謡等の公演、各地物産品の販売、華道・日本画・水墨画・着物等の展示など盛りだくさんの「ジャパン・ウィーク」も好評を得ました。
11月2日には、NHKのど自慢 in シンガポールが開催されます。日本全国はもちろん、衛星放送を通じて生中継で全世界に放映される予定です。

次回は、カンボジア(11月担当国)の事業をご紹介します。

【本件お問い合わせ先】
「日本ASEAN交流年2003」実行委員会事務局
外務省文化交流部政策課(松本) TEL03-3580-3311(内線:2385)

*日本経団連は関係経済団体の協力を得て経済交流分野連絡会を設立し、その事務局をつとめています。

《担当:国際経済本部》

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