経済くりっぷ No.32 (2003年11月25日)
海外からの来訪者
10月29日(水)
来訪者
ギロ ドイツ ザクセン州経済労働大臣ほか
日本経団連側応接者
米倉ヨーロッパ地域委員会共同委員長ほか
発言要旨
自動車メーカー、部品メーカーの生産ネットワークを構築し、ザクセン州を欧州における自動車生産の新たな中心地としたい。また、ザクセン州には研究開発施設も充実しており、リサーチ拠点としても有望である。日本企業の進出を期待する。
ドイツでは、今国会で、社会保障制度改革をはじめとする構造改革関連法案の審議が行われる。シュレーダー首相は大変な熱意を持って取り組んでおり、主要政党への働きかけ(上院にあたる連邦参議院が野党多数のため)を行っている。今回の機会を逃すと、また先延ばしとなってしまう。
(欧州委員会が化学品に対する新たな規制を導入しようとしていることについて)われわれとしても大きな関心を抱いており、懸念する関係者もいる。規制対象となる化学物質が自動車部品にも含まれていることをよく認識しており、日本経団連の欧州委員会への働きかけ(ヨーロッパ地域委員会 佐々木、米倉 両共同委員長名のプロディ欧州委員長ほか宛書簡−10月20日付−)をフォローしたい。
担当
国際経済本部
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