日本ASEAN交流年2003

お知らせコーナー

これからの日・ASEAN間の協力関係の発展にむけて

−日本ASEAN交流年2003−[その12]


本交流年は、いよいよ最終楽章を迎えました。記念事業は730件に達しました。この交流年を契機として、これからも日本とASEAN諸国とのさまざまな交流を通じ、相互理解と信頼関係が発展することを願います。

1.日・ASEAN特別首脳会議

12月11日〜12日には、日・ASEAN特別首脳会議が東京・迎賓館で開催されました。この会議は、ASEANの全首脳が域外で初めて一堂に会する歴史的な首脳会議で、「日本・ASEAN交流年2003」の締めくくりを飾るものです。この会議では、日本とASEANの新しい時代の「共に歩み共に進む」パートナーとしての関係を発展させるため、政治、安全保障、経済など各分野を包括した「東京宣言」が取りまとめられました。
また、12日には、日本ASEAN交流年2003記念レセプションおよび日本とASEANの伝統舞踊を紹介する「虹の舞」公演が行われ、小泉総理をはじめ、各国首脳も舞踊鑑賞を楽しみました。

2.タイにおける記念行事

12月13日には、バンコク市内の国立競技場で日タイ交流ラムウォン・盆踊り大会が行われました。これまでにもタイ国日本人会が中心になって、盆踊り大会がほぼ隔年開催されてきましたが、今年は日本ASEAN交流年2003、タイ国王王妃陛下72歳の慶祝記念、そしてタイ国日本人会90周年記念という日本とタイ両国にとって節目の年なので、会場を国立競技場に移し、これまで以上に盛大な盆踊り大会となりました。
また、12月20、21日にはバンコクシティバレエ団の『くるみ割り人形』の公演がタイ文化センター大ホールにて開催され、オーストラリアや日本のバレエ団からもダンサーが参加し華麗な共演が披露されました。

【本件お問い合わせ先】
「日本ASEAN交流年2003」実行委員会事務局
外務省文化交流部政策課(松本)
電話03-3580-3311(内線:2385)

*日本経団連は関係経済団体の協力を得て経済交流分野連絡会を設立し、その事務局をつとめています。

《担当:国際経済本部》

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