海外からの来訪者


2月24日(火)

ケーラーIMF専務理事(左)と奥田会長
来訪者
ホルスト・ケーラー 国際通貨基金(IMF)専務理事
(なお、3月5日付で専務理事職を辞任)
日本経団連側応接者
奥田会長、中村専務理事、永松常務理事ほか
発言要旨
  1. 日本のGDP成長率はプラスに転じ、設備投資や輸出も堅調に推移するなど、総じて日本経済が回復基調にあると伺い、誠に喜ばしい。日本の本格的な景気回復を大いに期待している。
  2. 国際経済において、アジア経済はアメリカ経済に次ぐ第2のエンジンとなる。日本には、引き続き、企業の収益改善などによる経済基盤の強化を図るとともに、アジア経済の成長を牽引する役割を積極的に果たしてほしい。
担当
国際経済本部

2月25日(水)

来訪者
ムスタファ・ゲルーシ 社会主義人民リビア・アラブ国 外務省アジア局長
日本経団連側応接者
永松常務理事ほか
発言要旨
  1. 対リビア経済制裁が解除され、本格的な発展を目指している。リビアは石油、天然ガスが豊富で、積極的に探鉱開発を行っている。セメント、鉄鋼などの工業分野における国営企業の民営化や、農業分野の巨大プロジェクトで日本企業と協力していきたい。
  2. 観光産業の発展に取り組んでいる。リビアは世界遺産の宝庫で、ローマ時代の遺跡も多い。昨年は10万人の観光客を受け入れたが、これを100万人規模にしたい。日本人観光客は1,000人だったが、10倍にしたい。
  3. 新投資促進法を制定し、外資が進出しやすくなった。また、自由貿易地域を設置しており、すでに欧州企業が生産活動を行っている。リビアをアフリカ開発の玄関ととらえ、投資してほしい。
  4. リビアの治安は非常によい。投資情報などは、フェトゥーリ駐日大使を中心に、リビア大使館が提供していくので、ぜひ積極的に活用してほしい。また、リビアを実際に訪問し、さまざまな側面をみてほしい。
担当
国際経済本部

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