豊田会長の一言


1月17日(火)

ヴィンケルヘーフェル在京チェコ大使など日本語で語りあう在京大使の集まりである平成会に招かれて

「日本語が達者な方々と伺っているので、安心して日本語でお話したい。最近、外国の方とお会いするたびに、日本人は最近どうも元気がない、というご指摘をうける。今年はひとつ、元気をだして明るい年にしたい。」

1月19日(木)

経団連クラブ会員昼食会のスピーカーとして

「空洞化の懸念は、製造業、技術、情報のほかにも金融分野がある。実際に、証券会社など外国の金融機関が東京支店を閉鎖したり、一方で香港やシンガポールなどの金融市場が急速に成長していることなど見るにつけ、本当に大丈夫かと感ぜざるをえない。昨年11月に金融分野を含め19分野、456項目の規制緩和要望を提出したが、空洞化回避の鍵は何といっても規制緩和である。」

1月23日(月)

IMF-JCとの首脳懇談会において

「私が経団連会長に就任して初めての懇談会であるが、こうした形で、労働界と経済界が幅広く政策対話を行うことは極めて重要である。」

1月25日(水)

定例記者懇談会・・・阪神大震災の対応をめぐり

「政府関係者もはじめは被害状況を把握できなかったと思うが、実態に気づいてからは、全力で対応していると思う。情報が不足していた。まず現地を見て、状況を正確に把握し、速やかに伝達する必要がある。(復興景気といった話があるが)なによりもまず被災者が安心して住める住宅や必要物資を提供することが先決である。
特殊法人の見直し、規制緩和の遅れを懸念する声があるが、それは発想が逆であり、規制緩和を通じ機動的に対応できるようにすることが必要である。」

1月31日(火)

ヘーゼルタイン英国貿易産業大臣一行との懇談会

「私どもは、日英関係を極めて重要な二国間関係であると認識している。特に貴国は、各国に先駆けて積極的に日本市場へアプローチされるだけでなく、その努力を継続されていることに深く敬意を表したい。私は、経団連会長に就任した際、変革、創造に加え信頼をモットーとして掲げたが、貴国のさまざまな方々との交流や議論、事業協力を通じ、約束したことは必ず実行するということが信頼関係を築く上で一番大事であると痛感している。」


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