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4月から輸入許可・承認データ提供がスタート!


本年4月3日から「通関情報提供システム」が稼働し、荷主に対する通関情報処理システム(NACCS)が保有する輸入許可・承認データの提供サービス(有償)が始まる。
これまで、荷主は関税・消費税納付などに必要な輸入許可・承認データを各通関業者から個別に取得しなければならないために莫大な事務負担が掛かり、適正な納税を行うことに困難を感じる場合も少なくなかった。しかし、本情報提供システム稼働により、情報提供を希望する荷主は、NACCSを利用した輸入貨物に係わる品名、数量、申告価格、関税額、消費税額等のデータを輸入許可の翌日には電子情報として受領することが可能となり、輸入関係の事務処理手続の大幅な合理化を図ることができることとなった。

1.提供データ
を利用して通関手続を行った輸入貨物に係わる輸入許可・承認データ

2.情報の具体的な利用方法
  1. 関税・消費税納付に係わる包括延納情報管理および担保枠管理
  2. 製品輸入促進税制利用のための資料作成や輸入実績の把握
  3. 各種統計資料や経営資料の作成 など

3.情報提供方法
(社)日本通関業連合会が「通関情報提供システム」を通じて情報提供を希望する荷主の自社分のデータを公衆デジタル回線を利用してオンラインで提供する。

本情報提供システムの稼働は、経団連が1992年10月にOTO(市場開放問題苦情処理対策本部)へ通関情報の荷主への提供を要望したことを受けて関係者間での検討の結果、実現に至ったものである。

「通関情報提供システム」についてのご連絡・お問い合わせは・・・・
(社)日本通関業連合会(担当者 業務部長 雨宮 喜美雄)
東京都千代田区霞が関1−4−4 ニューダイヤモンドビル6階
TEL 03−3508−2535


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