日本の競争力を支える情報通信基盤
―第一種電気通信事業者の95年度設備投資計画は3兆1583億円


将来の中核的な産業のひとつとして情報通信産業、ならびに情報通信を利用した新産業・新事業への期待が高まっている。また、情報通信は、あらゆる産業活動の基盤を成しており、情報通信基盤の整備・拡充は、経済構造の改革、産業の競争力向上に不可欠となっている。このような観点から、経団連の総会決議においても情報通信基盤の整備・拡充の必要性をうたっている。

ちなみに郵政省調査によれば、情報通信基盤の中でも最も基盤的な部分を成す第一種電気通信事業者の94年度設備投資実績見込額は2兆7037億円。95年度計画では3兆1583億円(対前年度比17%増)で、電力業の5兆2390億円には及ばないものの、電気機械の2兆8117億円、自動車の1兆2476億円を上回る。中でも移動通信事業者の伸びが目覚ましい。

第一種電気通信事業者の設備投資額の推移


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