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国際機関で日本人が活躍するために
−WTO職員募集のご案内
本年1月から、従来のGATTに代わる自由貿易体制の中心的国際機関として世界貿易機関(WTO)が発足し、活動を行なっております。現在、ジュネーブのWTO事務局には約450名の職員が勤務していますが、日本人はそのうち数名にとどまっています。
経団連では、わが国は世界の自由貿易体制から大きな利益を受けており、それを支える国際機関に対し、日本からの人的貢献を促進することが不可欠だと考えています。そこで、今年5月にWTOのロリアン人事部長を招き、職員採用の説明会を開催するなど、日本人職員採用に意欲的なWTOと連携し、より多くの日本人が国際機関で活躍するための支援をしています。
このほど、WTOより新たに職員募集の案内がありましたので募集概要につきお知らせいたします。WTOは企業出向者も歓迎するとの意向を表明しておりますのでご検討いただければ幸いです。
《募集概要》
- 1.募集人数:
- 10人
- 2.担当分野:
- サービス貿易、農政、技術協力、法務、市場アクセス等
- 3.役職名:
- ジュニア・オフィサー
- 4.業務内容
- 資料収集、分析、翻訳
- WTO会議の準備
- 当該分野の経済的または法律的な側面からの報告、文書作成等の準備
- その他
- 5.応募資格
- 30才以下の大学修士以上
- 国際貿易または国際法関連の経済学、法学
- PC情報システムおよび標準ソフトウエアの使用に習熟している者
- 英語、フランス語またはスペイン語に関する十分な知識を有する者
- 多種の異文化の中で良好な業務環境を築く能力を有する者
- 6.勤務地:
- ジュネーブ
- 7.期間:
- 原則2年
- 8.給与:
- 67,019〜91,953USドル
- 9.応募締め切り:
- 95年9月30日
詳細については経済団体連合会国際経済部 大野または国松までご連絡下さい。
電話 03(3279)1411(内線3225/3220)
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